AICUマガジン MagV26

AICU media 編集部

AICUマガジンV26「プロ直伝!AIキャラクター設計」

▶ Kindleでの購入はこちら(https://j.aicu.ai/MagV26)

ペーパーバック版も近日発売予定

表紙・道草雑草子(ざすこ) X@zasuko_michiksa

【連載漫画】「YOUKAI」(17)「ドクイチゴ」 by 殻尾(からびー)

生成AIの進化スピードがさらに加速する2026年。私たちのクリエイティブ環境は、単に「美しい絵を出す」段階を超え、明確な意思を持った「AIキャラクター表現の進化」という新たな激変期を迎えています。

今号の『プロ直伝!AIキャラクター設計 - AICUマガジンVol.26』では、画像・動画生成AIの最前線を走るトップクリエイターたちの実践的な「手の内」をディープに実例解説。プロンプトの基礎から、長尺動画の制作舞台裏、最新の動画解析AI APIの活用法まで、あなたの創作を限界突破させる設計図を一挙に公開します!

🚀 本書の見どころ・主なコンテンツ

基礎から品質向上テクニックまで!AIキャラクターデザインプロンプトの基本

人気クリエイター・道草ざすこ氏が解説。「単語形式」と「文章形式」の賢い使い分け、出力の画質を底上げする必須の「品質系・ネガティブプロンプト」、プロンプトの影響力を操る「強調構文」まで、理想のキャラを生み出す土台を網羅。

Kawaii全開!動画生成「TapNow.AI」ワークフロー徹底解説

SNSで大反響を呼んだToshi@ニャルオAI氏の「Kawaii系コラージュアニメMV」の裏側を公開。クレジットを賢く抑える「ハイブリッド解像度戦略」や、ChatGPTを活用した緻密なプロンプト設計図を紐解きます。

自キャラをレトロ玩具風に!神プロンプト「PIKUTCHI」

AIアートクリエイター・むぎ氏考案。「リアルな実写風の本体」「液晶内のドット絵」「外装のちびキャラ印刷」という3つの異なる質感を高度に制御し、推しキャラを懐かしの携帯ペット玩具風にする再現マジックを伝授。

150秒の衝撃!全編ワンカット風LiveMVの制作舞台裏

「かわいい!AIキャラクターオーディション」で見事大賞に輝いたMankyu氏が、シームレスな長尺動画の設計図を特別寄稿。Start/Endフレーム指定のコツや、Codexを使った一括画像生成による効率化テクニックは必見です。

新API「Nano Banana 2 & Pro」実用プロンプト探求

Google Cloud(VertexAI)から登場した最新モデルの活用法。YouTube動画を読み込ませ、劇的ビフォーアフター、マンガ風残像、4コマストーリー、高クリック率サムネイルを自動生成する実践英文プロンプト付き。

「AICDフィルムフェス」最速レポート〜AI映像の現在地〜

秋葉原UDXで開催されたクリエイター主導の映画祭。第一線で活躍するディレクター陣(橋本伸吾氏、あいゔ氏、KHAOS COMPOSITION氏、来夢ライト氏)による、クライアントワークの現実、人間描写の難しさ、そして「AIクリエイターというラベルの賞味期限」に迫る熱いトークセッションを完全収録。

【連載漫画】「YOUKAI」(17) by 殻尾

🎯 こんな方におすすめです

技術のすごさに驚くフェーズは終わり、これからは「何をどう伝えるか」が試される時代です。自らの表現力を限界突破させるために。今号が、あなたの創作の背中を強く押す一冊となりますように。

かわいいを極める!AIと紡ぐ、次世代クリエイティブの現在地

進化のスピードを緩めない生成AI。2026年上半期、私たちのクリエイティブ環境は、単に「美しい絵を出す」段階を超え、明確な意思を持った「AIキャラクター表現の進化」という新たな激変期を迎えています。髪型や瞳、表情の細やかな制御。単語と文章形式を使い分け、空気感までコントロールする基礎の力。まずはここから表現の土台を固めましょう。

今号では、最前線を走るトップクリエイターたちの「手の内」に深く迫ります。実践的なプロンプトの紹介から、「TapNow」によるKAWAII全開のアニメーションMV。実写とドット絵を融合させ、推しキャラを携帯ペット玩具風にする「PIKUTCHI」の魔法。そして、150秒の長尺をシームレスに繋ぎ、驚異の空間疾走を描いたMankyu氏の「全編ワンカット風LiveMV」の設計図まで一挙公開します。

技術が民主化し誰もがツールを手にした今、秋葉原UDXの「AICDフィルムフェス」が教えてくれた現実があります―それは、「AIクリエイター」というラベルには賞味期限があるということ。技術のすごさに驚くフェーズは終わり、これからは「一人の表現者として何をどう伝えるか」というストーリーテリングの強さが試される時代です。

単に「作れる」だけでなく「安心して世に送り出せる」未来へ。自らの表現力を限界突破させるために。今号が、あなたの創作の背中を強く押す一冊となることを願っています。

AICU media 編集部

基礎から品質向上テクニックまで!AIキャラクターデザインプロンプトの基本!

AICUコラボクリエイターの道草 雑草子(ざすこ)(X@zasuko_michiksa) です。この記事では、既にセットアップしたForgeの環境とモデル「waiIllustriousSDXL_v160.safetensors」を使ってAIキャラクターデザインの基本を始めていきます。プロンプトの書き方の基礎から、品質向上のテクニック、よく使う表現、Stable Diffusionの得意・苦手分野まで、実践的な知識を詳しく解説します。Forge環境の準備がまだの方は、Forge用ipynbのダウンロードはこちらから → https://j.aicu.ai/CSGF

画像生成におけるプロンプトの基本

画像生成の品質を左右する最も重要な要素が 「プロンプト」 です。 プロンプトとは、AIへの 「言葉による指示書」 のことです。同じモデルを使っても、プロンプトの書き方ひとつで出来上がる絵のクオリティは大きく変わります。「英語が苦手だから難しそう」と感じる方もいるかもしれませんが、最初は単語を並べるだけでも十分なので安心してください。コツさえ押さえれば、誰でも思い描いた絵に少しずつ近づけることができますよ。

既にセットアップしたForgeとモデル「waiIllustriousSDXL_v160.safetensors[a5f58eb1c3]」を使ってプロンプトの書き方の基礎から、品質向上のテクニック、よく使う表現、Stable Diffusionの得意・苦手分野まで、実践的な知識を詳しく解説します。

プロンプトは「英語」で書く

Stable Diffusionのプロンプトは、基本的に「英語」で書く必要があります。 これがプロンプトを書く上で、まず最初に知っておくべき大前提です。

なぜ日本語ではだめなの?

「プロンプト欄に日本語を入力してもエラーにはならないし、絵も一応出てくる……」 そう思った方もいるかもしれません。でも実際に試してみると、日本語入力の結果はかなりバラバラで、意図した通りにならないことが多いはずです。その理由はシンプルです。

Stable Diffusionは、膨大な数の「画像」と「その説明文(キャプション)」をセットで学習して作られています。その学習データの大半が英語で書かれています。つまりAIにとって「英語」は母国語のようなもので、英語の単語にはちゃんと反応できても、日本語には「なんとなく似たような意味」で雑に対応するしかないんです。

たとえば、こんな感じです。

というわけで、まずは「プロンプトは英語で書くもの」と割り切って考えるのが、上達への一番の近道です。でも、英語は苦手…という方へ。安心してください。プロンプトで必要な英語は、難しい文法や言い回しは一切いりません。単語をカンマで区切って並べるだけでOKです。

簡単なプロンプトの一例:A cute girl with long brown hair, smiling, park background

A cute girl with long brown hair, smiling, park background

このくらいのシンプルな英単語の羅列でも、十分画像は生成できます。

さらに、英語が全く分からなくても安心できる方法が2つあります。

① このガイドのプロンプト一覧から選んで転記するだけ
→ 後のセクションに、よく使うプロンプトをカテゴリ別にまとめています。最初はそこから単語を拾って組み合わせるだけで十分です。

② 拡張機能「prompt-all-in-one」を使う(推奨)
→ 日本語で考えたことを自動で英語に翻訳してくれる機能があります。詳しくは次の「prompt-all-in-oneについて」で紹介します。

拡張機能「prompt-all-in-one」があると超便利!

「prompt-all-in-one(プロンプト オールインワン)」は、Forge WebUIに追加できる拡張機能です。プロンプトの入力作業を、劇的にラクにしてくれる便利ツールです。

主な機能をざっくり紹介すると

◆ 日本語で入力 → 英語に自動翻訳
「笑顔」や「女の子」と日本語で入力するだけで、「smile」、「1girl」のように英語へ自動変換してくれます。文章でも同様に英語に変換してくれるので、いちいち英文を考える必要はありません。これで英語を考える手間がほぼゼロになるはずです。

◆ プリセットから選ぶだけ
よく使うキーワード(表情・髪型・服装・背景など)が一覧表示されていて、クリックするだけで入力欄に追加できます。「どんな単語を使えばいいかわからない」という悩みが大幅に解消されますよ。

◆ プロンプトの並び順を簡単に変更
入力済みのキーワードをドラッグ&ドロップで自由に並べ替えられます。「この単語を前に持ってきたい」という操作がとても直感的です。

◆ 重みの強度変更がらくらく
プロンプトの影響力を調整する操作として「(単語:1.3)」のような記号を手打ちしなくても、各プロンプトの「ー」や「+」をクリックするだけで強調度を視覚的に調整できます。

◆ プロンプトの要素のON/OFFの変更がらくらく
生成時のプロンプトの調整の機能として、対象のプロンプトをダブルクリックすることで
素早くプロンプトの有効・無効を切り替えることが出来ます。

プロンプトの書き方(単語形式/文章形式)

Stable Diffusionのプロンプトには、大きく分けて 「単語形式」「文章形式」 の2つの書き方があります。それぞれ特徴が異なるので、目的に合わせて使い分けられると生成の幅がぐっと広がります。まずはどちらがどんな場面に向いているのかを理解するところから始めましょう。

単語形式(推奨)

単語形式は、Stable Diffusionで最もよく使われるスタンダードな書き方です。英単語をカンマ(,)で区切って並べるだけなので、英語に自信がなくても直感的に書きやすいのが特徴です。並べる順番にも意味があり、先頭に書いた単語ほど優先的に反映されます。初心者の方はまずこちらから始めるのがおすすめですよ。

特徴


「長い黒髪の女子生徒が、制服を着て教室の机に向かい、何かを書きながら微笑んでいる。」

1girl, long black hair, school uniform, sitting, desk, classroom, writing, smiling,

メリット

デメリット
* 複雑な状況や関係性の表現が難しい

単語形式の出力例

参考:各種生成時の設定情報

設定項目:指定/入力値

文章形式

文章形式は「A girl is standing in a forest」のように、自然な英文でシーンを描写する書き方です。「人物がどこで何をしているか」「どんな雰囲気のシーンか」といった複雑な情景を、ひとつの文章で表現したいときに向いています。ただし、単語形式に比べると意図した通りの結果が出にくいこともあるので、まずは単語形式に慣れてから必要に応じて組み合わせてみましょう。

特徴

「長い黒髪の女子生徒が、制服を着て教室の机に向かい、何かを書きながら微笑んでいる。」

A girl with long black hair, wearing a school uniform, sits at her desk in the classroom, writing and smiling.

メリット

デメリット

参考:各種生成時の設定情報

設定項目:指定/入力値

単語形式と文章形式の違い

この生成サンプルでは、まだそこまで要素が多くないので形式の違いによる大きな差異は出ていません。それぞれの特徴としては、プロンプトの一つ一つの要素をしっかり描こうとする単語形式に対して、文章形式は「状況を表す文章」からその「シチュエーション全体」を描こうとする傾向があります。

単語形式(左)
文章形式(右)

参考:各種生成時の設定情報(共通にして比較)

設定項目:指定/入力値

描画要素を増やした例

以下は、描画する要素を増やして画像を生成してみた例です。 この例は描画要素を増やしているので、文章形式による「全体をバランスよく描く」という効果の差が確認できると思います。

一方、単語形式の方の特徴としては、情景のまとまり感は少し落ちますが、生成結果を見てから、各単語ごとに「要素の足し引き」や「重みの強弱の調整」が文章形式と比較してかなり変更しやすいというメリットがあります。

また要素を足す際の注意点としては、要素を足していけばいくほど整合性が取れない部分が増え、描画の難易度が上がるため、プロンプトはできるだけシンプルにまとめることが重要とされています。

シチュエーション例 長い黒髪の女子生徒が、制服姿で教室の机に向かい、何かを書きながら、悲しげな表情を浮かべている。
彼女は眼鏡をかけており、机の上には本が山積みになっている。そよ風にカーテンがひらひらと揺れている。
窓の外には夕焼け空が広がり、遠くにはカラスが飛んでいる。夕日に照らされ、窓から長い影が伸びている。

<単語方式>

1girl, long black hair, school uniform, sitting at desk, classroom, writing, sad expression, glasses, pile of books on desk, fluttering curtains, breeze, window, sunset sky outside, crow flying in the distance, sunset lighting, long shadow

<文章方式>

A girl with long black hair wearing a school uniform is sitting at her desk in the classroom. She has a sad expression and is wearing glasses while writing. There is a pile of books on the desk, and the curtains are fluttering in the breeze. Outside the window, a crow is flying in the distance against a sunset sky, and the sunset lighting casts a long shadow from the window.

単語形式
文章形式

おススメの使い分け方

先程のサンプルの「教室で席に座って文字を書いている黒髪ロングの制服の女の子」では、まだそこまで明確な差は出ていませんが、要素を足した「夕暮れの教室」の方のサンプルの方では、もう少しニュアンスの違いが出ているのがおわかり頂けますでしょうか。

単純なシチュエーションでも若干のニュアンスの違いが出る様に、より複雑なシチュエーションの指示にしたときにその使い分けによる違いが出てくることもあります。

初めのうちは単語形式で試しながら、複雑な要素を描きたくなってきた場合は文章形式も試してみるくらいの感覚で自由に工夫しながらプロンプトを記載していってみましょう。

用途:推奨形式

品質を向上させるプロンプト

生成画像の品質を大幅に向上させるプロンプトテクニックを紹介します。「なんかちょっと絵がぼやけてる」「クオリティが低い感じがする」という悩みは、実はプロンプトに特定のキーワードを追加するだけでかなり改善できます。

ここで紹介する「品質系プロンプト」と「ネガティブプロンプト」は、どんな絵を作るときでも共通して使える万能な設定です。難しい設定は一切なく、最初のうちは紹介しているセットをそのままコピペして使うだけでOKですよ。

品質系プロンプト(必須)

品質系プロンプトは、生成される絵の”土台のクオリティ”を底上げする呪文のようなものです。プロンプトの最後にこの基本セットを追加しておくだけで、全体的な画質がグッと向上します。

どんなシーンを描くときでも、とりあえずこのセットを末尾に入れておく習慣をつけておくと、失敗が格段に減りますよ。慣れてきたら自分なりのお気に入りキーワードを足してみましょう。

基本セット(コピペ推奨)

masterpiece, best quality, high quality, highly detailed, ultra-detailed, sharp focus, 

先程のプロンプトに加えた例

masterpiece, best quality, high quality, highly detailed, ultra-detailed, sharp focus, 1girl, long black hair, school uniform, sitting, desk, classroom, writing, smiling,

意味

より強力な品質系プロンプト

以下のようなより強力な単語を品質アップを目的として用いるケースもあり効果としても期待ができます。

ただし、これらのプロンプトは直接的に「高い解像度」を指定するような書き方をしていますが、実際にはこれだけで解像度が上がるわけではないので、あくまでモデル側のポテンシャルを引き出すためのキーワードくらいに考えて使用するようにしましょう。

<高解像度などを求めるプロンプト>

masterpiece, best quality, high quality, highly detailed, ultra-detailed, sharp focus, professional, absurdres, highres, 4k, 8k   

先程のプロンプトに加えた例

masterpiece, best quality, high quality, highly detailed, ultra-detailed, sharp focus, professional, absurdres, highres, 4k, 8k, 1girl, long black hair, school uniform, sitting, desk, classroom, writing, smiling,

追加要素

品質系プロンプト
ネガティブプロンプト適用後

ネガティブプロンプト(必須)

品質向上のプロンプトを記入することで生成結果の品質をあげることもできますが、さらに生成したくない要素として低品質の要素を指定することでも、品質が大幅に向上します。

ネガティブプロンプトは「これは絵に描かないで」という指示を出すための入力欄です。何も指定しないと、指が6本になったり、背景に意味不明な文字が浮かんだり、全体的にぼやけた絵になったりすることがあります。

基本セットをひとつ入れておくだけで、こういった「よくある崩れ」をかなり防ぐことができるので、品質系プロンプトとセットで必ず設定しておきましょう。

基本セット(コピペ推奨)

low quality, worst quality, bad anatomy, bad hands, bad feet, missing fingers, extra digit, fewer digits, text, error, cropped, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry, artist name

プロンプト:意味

NSFW防止用ネガティブプロンプト

成人向けコンテンツや過度な露出表現を防ぎたい場合に追加するキーワードです。 意図せずセクシーすぎる表現などが生成されてしまう様な場合は、必要に応じて下記のネガティブプロンプトを入力すると回避することが可能です。

基本セット(コピペ推奨)

nsfw, nude, naked, explicit, sexual, adult content, pornographic, lewd, suggestive, revealing clothes, underwear, lingerie, cleavage, panties, topless, bare shoulders, bare legs, skimpy

プロンプト:意味

より特定したネガティブプロンプト

上記ネガティブプロンプトでも十分なケースも多いですが、特定の描画のエラーを防ぐために必要に応じて下記の様なプロンプトを追加して品質を向上させることも可能です。

注意事項とコツとしては、ネガティブプロンプトもあまり大量に書き込むと全体の描画クオリティに悪影響が出ることもあるので、何でもかんでも入れずに必要に応じて追加するくらいの気持ちでなるべくシンプルにしておくことをお勧めします。

追加のネガティブプロンプト例

プロンプト:意味

品質アップ系プロンプトは書かないとダメ?

最近のモデル、特にStable Diffusion XL系以降のモデルにおいては、従来のモデルと比較すると、これら品質系のプロンプトを入れなくても十分綺麗な画像を生成できるようにもなってきているモデルもあります。

ですが、高品質な画像を狙って生成するのであれば、やはり両方のプロンプト欄にこれらの品質アップ系のプロンプトはあった方がより良い結果を得られやすいと思いますので、プロンプト欄とネガティブプロンプト欄両方に記述しておくことをお勧めします。

品質系アップのプロンプト有りで生成

品質系アップのプロンプトなしで生成した例で出力の例

Style入力(スタイルプリセット)

そしてさらに「毎回同じ品質向上プロンプトを入力するのが面倒」という際に便利なのが、スタイルプリセット機能です。よく使うプロンプトの組み合わせをスタイルとして登録しておけば、次回以降はドロップダウンから選ぶだけで一瞬で適用できます。

品質系プロンプトやネガティブプロンプトは毎回同じ内容を入力することが多いので、一度スタイルとして保存しておくと作業効率が格段に上がります。「いつもの品質セット」「アニメ風セット」など、用途別にいくつか登録しておくのもおすすめですよ。

機能

使い方

  1. txt2img画面の「Style」欄 にスタイル名を入力(例:「品質アップ」)
  2. プロンプトとネガティブプロンプトを入力
  3. 「Save Style」ボタン をクリック
  4. 次回以降「Style」プルダウンメニューから選択するだけで登録内容が適用される

プロンプトの反映度を変える強調構文

プロンプトの重みを調整することで、より細かな制御が可能になります。「もうちょっと笑顔を控えめにしたい」「口をもっと大胆に開かせたい」そんなときに使うのが強調構文です。特定の単語を()で囲むだけで、そのキーワードの反映度(重みづけ)を上げたり下げたりできます。操作方法としては、プロンプトをカーソルで範囲選択して「Ctrl+方向キー上下」でも簡単に重みづけの調整ができます。

最初は記号の使い方に戸惑うかもしれませんが、考え方はシンプルです。まずは「(単語)」と「(単語:1.3)」の2つだけ覚えておけば、幅広い場面に対応できますよ。

強調構文(重み調整)

()内の倍率表記以外の方法でも重みづけの調整は可能ですが、ややこしいと感じる場合は 倍率調整だけで制御してしまっても問題ありません。

基本構文

数値指定による重み調整

重み調整の使用例

以下、Seed値を固定してプロンプトの重みづけによる描画コントロールの一例です。

重みの倍率調整:パターン1

パターン1

1girl, red eyes, (closed eyes:0.7), (smile:0.1), (open mouth:0.1),long hair, cowboy_shot, city,

重みの倍率調整:パターン2

パターン2

1girl, (red eyes:0.5), (closed eyes:0.8), (smile:0.2), (open mouth:0.1),long hair,cowboy_shot, city,

重みの倍率調整:パターン3

パターン3

1girl, (red eyes:0.5), (closed eyes:0.8), (smile:1.2), (open mouth:1.3),long hair,cowboy_shot,city,

参考:各種生成時の設定情報

青文字の部分のプロンプトに対して重みづけの調整を行うイメージです。

設定項目:指定/入力値

上手く描くためのプロンプトのコツ

プロンプトをたくさん書けば書くほど良い絵になる、最初は特にそう思われがちですが実はそうとも限りません。AIは入力された単語を「全部描こうとする」性質があるため、不要なキーワードが混ざっていると意図しない絵になることがよくあります。

ここでは、そういった「描き方のクセ」を知った上で、より思い通りの絵を生成するためのプロンプトを扱うコツについて少し紹介します。

書いてあるプロンプトは全て描こうとしてしまう

Stable Diffusionは、プロンプトに書かれた単語を「全て画面内に収めようとする」という特性を持っています。

たとえば「上半身だけ描きたい」と思って一生懸命あれこれ記入していても、プロンプトの中に「スニーカー」や「伸ばした脚」など下半身に関するキーワードが残っていると、AIはそれらもどうにかしてキャンバス内に描こうとしてしまいます。なので結果的に構図がおかしくなったり、無理のある不自然な姿勢や配置の物体だったりが生成されてしまうことが良く起こります。

「なんか構図がずれてる」「意図しない部位が描かれてしまう」と感じたときは、まずプロンプトを見直して、描きたいシーンに関係のない単語を削ってみましょう。描きたいものに絞ってプロンプトを最低限に整理することが、意図通りの絵を生成するための近道ですよ。

NG例:
・upper body(上半身)を指定しているのに、sneakers(スニーカー)やthighhighs(太ももハイソックス)などの下半身キーワードが残っている → 構図が崩れ、全身または中途半端な構図になりやすい

ポイント:
・プロンプトは「描きたいもの」だけに絞る ・構図指定(upper body / full body など)と矛盾するキーワードは削除する ・キーワードが多すぎると、AIが優先順位を判断できず崩れやすくなる

参考:各種生成時の設定情報

太文字の部分がお互いを阻害し合ってしまっているという状況の例です。

設定項目:指定/入力値

solo,(purple eyes:0.5),wink,(wide eyes:0.5),(closed eyes:0.5),standing,blue skirt,looking_at_viewer,front view,black_shirt,plain clothes,smile,kind_smile,(sneakers:1.2),socks,stretched legs,brown hair,short hair,bust,close-up,eyes_focus,

open legs,hat,, (worst quality, low quality, normal quality:1.3),(nsfw, naked, nude, exposed breasts,nipples:1.3),bad anatomy, bad hands, bad feet, missing fingers, extra digit, fewer digits, text, error, cropped, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry, artist name,

阻害し合う要素に注意

プロンプトの中に「矛盾する指示」が混在していると、AIが混乱してどちらの表現も中途半端になってしまうことがよくあります。たとえば、

「目を閉じさせたいのに、瞳の色が残ってしまってちゃんと閉じない」

という現象は、眼の色指定とclosed_eyesが同時に入っていることが原因です。こういった「阻害し合う組み合わせ」を事前に知っておくだけで、生成の失敗をぐっと減らすことができますよ。

prompt-all-in-oneのプロンプトの無効化ON/OFF機能を使うと、まさにこの辺りの操作が劇的に楽になるので、生成の試行錯誤を試していく中で目や口をはじめとする競合要素の切り替えを頻繁に行う際は、この機能を使用することを強くお勧めします。

よくある阻害の組み合わせ例

阻害する組み合わせ:原因と対処法

ポイント

よく使うプロンプトの紹介

実際の制作で頻繁に使うプロンプトをカテゴリ別に代表的な例を紹介します。

以下、ひな型としての設定情報です。太文字で記述された部分を変更していくことで、狙ったイメージの人物像を生成するための作例をご紹介していきます。

参考:各種生成時の設定情報

設定項目:指定/入力値

Checkpointモデル:sierunami_v1
VAEモデル:sdxlVAE_sdxlVAE.safetensors
サンプラー:DPM++ 2M SDE
Steps:28
CFG Scale:6.0
Seed値:3359324632
解像度(縦横比):896x1152

プロンプト:
solo,1girl,black hair,standing,blue skirt,looking_at_viewer,
front view,white_shirt,plain clothes,smile,bust,
masterpiece, best quality, high quality, highly detailed, ultra-detailed, sharp focus,professional,absurdres,highres,4k,8k,
simple_background,white_background,

ネガティブプロンプト:
open legs,hat, (worst quality, low quality, normal quality:1.3),(nsfw, naked, nude, exposed breasts,nipples:1.3),bad anatomy, bad hands, bad feet, missing fingers, extra digit, fewer digits, text, error, cropped, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry, artist name,

人物(基本)

キャラクターを生成するとき、まず最初に「何人描くか」と「性別」を指定するのが基本です。何も入れないとStable Diffusionが勝手に人数や性別を決めてしまい、意図と違う絵になりやすいです。

1人のキャラクターを主役にしたいときは、必ず「1girl」や「1boy」をプロンプトの先頭付近に入れておきましょう。「solo」を一緒に入れると、余計な人物が描き込まれるエラーをさらに防ぐことができますよ。

髪型・髪色

キャラクターの見た目を個性づけるうえで、髪型と髪色は最も印象の変化が出やすい要素です。「long hair, black hair」のようにシンプルな組み合わせからスタートして、気に入った結果が出たら少しずつアレンジを加えていきましょう。

複数の髪色を同時に入れると色が混ざって中途半端になることがあるので、なるべく髪色はひとつに絞るのがポイントです。

瞳の色

瞳の色はキャラクターの雰囲気を大きく左右します。「blue eyes」「red eyes」などシンプルな単語で十分しっかり反映されます。注意点として、「closed_eyes」(目を閉じている)と一緒に入れると瞳色指定が無意味になってしまうので、目を閉じた表情を描くときは瞳色プロンプトを外しておきましょう。

「heterochromia」(オッドアイ)は個性的な見た目にしたいときに使えますが、うまく再現されないこともあるので試行錯誤が必要なこともあります。

表情/目の形状

表情プロンプトは、キャラクターの感情表現を決める重要な要素です。「smile」ひとつだけでも十分機能しますが、「big smile」「gentle smile」のように形容詞を足すと微妙なニュアンスの違いが出ることもあります。

複数の表情キーワードを同時に入れると、中途半端な表情になってしまうことがあるので、表情系プロンプトは必ず1つに絞るのが基本のルールです。

動作・ポーズ

ポーズプロンプトはキャラクターの動きや雰囲気を指定します。「standing」(立ち)や「sitting」(座り)などの基本的な動作に、「looking at viewer」(こちらを見ている)を組み合わせるだけで、絵の印象がグッと引き締まります。

ただし、複雑なポーズを言葉だけで細かく指定するのはStable Diffusionの苦手なところ。凝ったポーズを作りたいときはControlNetのポーズ指定機能を使うのが近道ですよ。

構図・アングル

構図プロンプトは「絵の中にどの範囲を描くか」を決めます。全身・上半身・顔アップによって他のプロンプトも合わせて変える必要があるので注意が必要です。

たとえば「upper body」(上半身)を指定したまま、靴や靴下などの足元プロンプトを残しておくと、構図が崩れる原因になります。そのため、描きたいアングルに不要なパーツのプロンプトは取り除くクセをつけておきましょう。

背景

背景プロンプトはシーン全体の雰囲気を決める大事な要素ですが、結構失敗しやすい要素でもあります。というのも、Stable Diffusionは背景が割と苦手なモデルが多く、特に要素が複雑になるほど被写体との整合性や構造的な破綻が増えることが多いです。なので、まずはシンプルな背景のプロンプトから始めて、慣れてきたら「forest」(森)や「city at night」(夜の街)など、情景が伝わる単語に挑戦してみましょう。

また「white background」(白背景)や「simple background」(シンプルな背景)は生成が安定しやすく、素材としても加工しやすいので初心者にも非常におすすめです。

どうしても背景を入れたい時は、不自然に見えにくい自然物などをメインに選ぶか、あくまで被写体がメインで、背景を詳細までしっかり見せない絵作りをすると良い仕上がりになりやすいですよ。

Stable Diffusionが苦手なプロンプト

どんなに優秀な生成AIでも、得意・不得意はあります。特に「手・指の表現」「複数人物の配置」「文字・テキストの描画」は、Stable Diffusionが苦手とする代表的なケースです。ただし、苦手なポイントをあらかじめ知っておけば、事前に対処法をプロンプトに組み込めるので、Stable Diffusionで描ける表現の幅が少し広がります。

「なんかうまくいかないなぁ…」というときは、まずこの一覧を見直してみましょう。正直なところ限界はありますが、プロンプトの工夫で少し改善できることもあります。

苦手分野

  1. 文字・テキスト:
    ・問題点 文字が崩れる、読めない
    ・対処法 ControlNet Tile、または後から編集

  2. 手・指の表現:

  1. 複数人物の配置:
    ・問題点 人物が重なる、配置が不自然
    ・対処法 2girls, standing side by side など詳細指定

  2. 複雑な構図:
    ・問題点 意図と違う配置になる
    ・対処法 ControlNetでポーズ指定、またはI2Iで修正

  3. 背景の構造物:
    ・問題点 背景含まれる家具や人工物、建物の内装や外観、乗り物などの構造が不自然
    ・対処法 背景は白背景などにしておいて画像編集などで合成する

  4. 物理法則の矛盾:
    ・問題点 重力無視、不自然な角度
    ・対処法 プロンプトで詳細指定、または後から修正

  5. 左右対称性:
    ・問題点 顔や体の左右が非対称
    ・対処法 symmetrical face で強調、またはAdetailer

  6. 細かいアクセサリー:
    ・問題点 ネックレス、イヤリングが崩れる
    ・対処法 (detailed jewelry:1.2) で強調

手の崩れを防ぐプロンプト例

(perfect hands:1.3), (beautiful detailed hands:1.2), five fingers

ネガティブプロンプトに追加

bad hands, missing fingers, extra digit, fewer digits, mutated hands, poorly drawn hands

もっと理解したい方必見!AIキャラクター開発入門発売決定

詳細が決まり次第、c.aicu.jp と AICU公式X、メールニュースにてお知らせします!

Kawaii全開ワークフロー解説!「TapNow」の熱気がすごい!

2026年6月16日、AIクリエイターのToshi@ニャルオAI氏は、AIアニメMVの制作ワークフローをTapNow.AIで無料公開しました。このワークフローは、可愛さ全開のハイスピード・ハイセンス動画生成とアップスケールを組み合わせたクレジットの節約技術や、Seedanceの推論力を活かした高密度な映像表現の資料として価値の高いワークフローです。本記事では注目の動画生成・ワークフロー共有サービス「TapNow.AI」それ自体の使い方も紹介しつつ、プロンプトの日本語解説、そして6月27-28日に秋葉原で開催予定の公式イベントについても紹介します。


AiCutyのサキだよ!6月も終盤、ジメジメした空気の中にも夏の気配が少しずつ感じられる季節になったね。誰もがクリエイターになれるこの時代。本当につくれる人は、シェアもできるって時代が明確になっている気がするよ。今回は、19.7万回もの視線を集めた圧倒的な「KAWAII」が詰まったハイスピードでハイセンスなAIアニメーションMV作品の制作技術についてメイキングから学んでいくよ!まずは作品紹介から

ネオンピクセルパステルが踊る、AI動画の新境地

クリエイターのToshi@ニャルオAI氏が手がけた最新のAIアニメMVが、SNSを中心に大きな反響を呼んでいます。画面を埋め尽くす圧倒的な情報量とスピード感は、まさに新時代のクリエイティブ。この作品の裏側には、単にAIを動かすだけではない、極めて緻密な解像度コントロールとプロンプトの設計図が隠されているね。映像作家として、この洗練されたワークフローは見逃せないポイントがいくつもあるね。

洗練された美意識を支える技術として、今回は3つの核心的な要素に分けてその特徴を解説するね。

① クレジットを賢く抑える「ハイブリッド解像度戦略」

映像のクオリティを保ちながら制作コストを下げるため、基本のシーンは480Pという低解像度で生成され、その後にアップスケールをかける手法が採られているね。これほどカッチリとした画風であれば、480Pからのアップスケールでも十分に耐えうることが証明されているね。一方で、文字が躍るリリックモーション部分は、映像の「抜け感」やシャープさが命になるため、あえて720Pで最初から生成しているね。メリハリをつけることで、美しさと効率を両立させているね。

② seedanceの推論力とChatGPTによるプロンプト構築

この高密度な映像美は、seedanceが持つ高い推論力と、ChatGPTによって緻密に組み立てられたプロンプトの相乗効果で実現しているね。AIの進化を的確に捉え、キャラクターシートとプロンプトを正確に噛み合わせることで、破綻のないポップでキュートな世界観が形作られているね。

TapNowで公開されているワークフローより

③ 「TapNow」がもたらす圧倒的な規模と物量とシネマティックな制御

今回の制作キャンバスとなった「TapNow」は、単なるテキストからの生成にとどまらず、物理カメラパラメータやカスタムレンズ質感、スタジオライティングの調整まで直感的に制御できるのが強みね。NijiJourneyの圧倒的な可愛さのタネ絵(リファレンス画像)、そしてスピード感と物量と規模に注目です。

TapNowって何!??

TapNow.ai は、ざっくり言うと AIで画像・動画・広告ビジュアル・短編映像を作るためのクリエイティブ制作キャンバスです。香港のTAMAR EDGE LIMITEDが運営しているよ。主な用途は、EC広告・商品ビジュアルの作成、映画っぽい短編動画やAIアニメ制作、画像生成、動画生成、リミックス、カメラ角度、レンズの質感、ライティング、構図の調整、動画内の主人公・衣装・ペルソナの差し替え、テンプレートや“レシピ”をクローンして制作フローを再利用…。公式サイトでは、物理カメラ風のパラメータ、カスタムレンズ質感、3D的な回転・チルト・スケール、ライティング調整など。今までにも動画生成AIサイトはたくさんあったけど、ノードベースの効率の良いUIが特徴です。単なる「プロンプトを入れてガチャる」よりも映像制作寄りの制御を売りにしています。

アカウントを作ってダブルクリックするとノードが生成されます。ComfyUIと同じだね!ノードを繋いでモデルを選択してプロンプトを打ち込んでクレジットを消費しながら動画を作っていきます。右側にはエージェントが日本語で回答してくれます。

公式解説動画

https://www.youtube.com/watch?v=wqpwYOws-Lk
https://www.youtube.com/watch?v=wqpwYOws-Lk

作者によるメイキング「Neon Pixel Pastel」解説

作者のニャルオさんの許可をいただいたので読みやすい形で収録させていただきます!

「1万の並行宇宙」グローバル・クリエイティブ・コンテスト応募作品。 今回は、TapNowAIのワークフローを使って、Kawaii系 Collage Animation & Lyric MotionMVを制作しました。 Kawaii全開のノンストップMVをお楽しみください

使用したツール

Seedanceプロンプト例

Use the uploaded images as the primary visual references for character design, facial style, color palette, graphic motifs, and overall kawaii- chaotic tone. 15-second music-video style animation, ultra cute and hyper pop, fast-paced, candy-colored, chaotic but readable, anime-inspired graphic motion. Main direction: The characters dance in a cute, playful, slightly chaotic “mob dance” / “idol crowd dance” feeling. The motion should feel inferred naturally from the reference images, not rigid choreography. Emphasize fast switching expressions, group-like energy, rapid cut transitions, and a dense pop visual atmosphere. Visual style: Pastel neon palette, pink, cyan, lemon yellow, mint, lavender. Bold clean outlines, flat shading, sticker-like icons, bows, flowers, sparkles, spirals, abstract shapes, pop symbols, glitchy accents, halftone dots, split panels, manga- like framing, layered collage feeling. Cute and stylish chaos, not horror, not grotesque. Character motion: Generate adorable dance movement with small bouncy steps, side-to-side body sway, quick hand poses, synchronized hops, idol-style gestures, playful pointing, little spins, shoulder pops, head tilts, wink poses, cheerful bouncing, cute rhythmic stepping. Include moments that feel like a crowd dance or mob dance, even if only one or a few characters are visible at a time. The dance should feel energetic, spontaneous, and rhythm-driven. Expression direction: Rapid expression changes: smile, wink, surprised face, excited open-mouth face, mischievous grin, hypnotic stare, sparkling eyes, dizzy spiral-eye mood, overjoyed face, playful chaos. Expressions should switch quickly with the cuts, giving a hyperactive kawaii feeling. Editing / camera: Very fast-cut visual rhythm. Use rapid cut-ins, jump cuts, smash zooms, push-ins, pull-backs, diagonal framing, split-screen panels, close-ups of faces, occasional medium shots for dance, and layered pop composition. Cuts can change every 0.2 to 0.8 seconds. Alternate between close-up face shots, upper-body dancing, and brief group/crowd-energy compositions. The camera should feel lively and music-synced. Scene flow: 0–3s: Introduce the character(s) with fast close- ups, blinking, cute smile, eye highlights, bows/flowers/icons popping in, fast panel cuts. 3–6s: Start the dance with small synchronized idol-like motions, side steps, hand poses, bouncing shoulders, quick expression switches. 6–9s: Increase the chaos. More split panels, more characters or crowd-energy feeling, fast alternating expressions, quick hops, spins, and rhythmic pose changes. 9–12s: Peak energy. Cute mob-dance vibe, dense visual layering, multiple rapid cut-ins, close-up reaction faces, synchronized bounce and gesture-heavy movement. 12–15s: Final climax. Maximum kawaii chaos with energetic dancing, smiling faces, wink, big pose finish, layered pop symbols exploding around the frame, ending on a strong cute final pose. Important priorities: Keep the characters cute and appealing at all times. Preserve readability of faces and silhouette. Let the dance and expressions feel naturally inferred from the references. The chaos should come from editing, framing, layered motifs, and rapid expression changes, not from broken anatomy or visual confusion. Negative prompt: horror, dark tone, realistic style, grotesque face, body deformation, extra limbs, broken hands, scary expressions, dull colors, muddy palette, slow motion, empty background, overly realistic physics, unreadable face, low energy, depressing mood

https://x.com/Toshi_nyaruo_AI/status/2066794105665970274
https://x.com/Toshi_nyaruo_AI/status/2066794105665970274

以下公開されたプロンプトを翻訳してみるね。

アップロードされた画像を、キャラクターデザイン、顔のスタイル、カラーパレット、グラフィックのモチーフ、そして全体的な「カワイイ×カオス」なトーンの主な参考資料として使用してください。15秒間のミュージックビデオ風アニメーションで、超キュートかつハイパーポップ、テンポが速く、キャンディカラーで、カオスでありながら視認性が高く、アニメにインスパイアされたグラフィック・モーションを目指します。

主な演出:キャラクターたちが、キュートで遊び心があり、少しカオスな「モブダンス」や「アイドル集団のダンス」のような雰囲気で踊ります。動きは、硬い振り付けではなく、参考画像から自然に導き出されるようなものにします。素早い表情の変化、集団としてのエネルギー、高速なカット切り替え、そして密度の高いポップな視覚的雰囲気を強調してください。

ビジュアルスタイル:パステルネオンのパレット(ピンク、シアン、レモンイエロー、ミント、ラベンダー)。太くクリーンな輪郭線、フラットな陰影、ステッカーのようなアイコン、リボン、花、キラキラ、渦巻き、抽象的な形、ポップなシンボル、グリッチ(ノイズ)のアクセント、ハーフトーン・ドット、分割画面、漫画のようなコマ割り、レイヤーを重ねたコラージュ感。キュートでスタイリッシュなカオスであり、ホラーやグロテスクな要素は含めません。

キャラクターの動き:小さく弾むようなステップ、体を左右に揺らす動き、素早いハンドポーズ、シンクロしたホップ、アイドル風のジェスチャー、遊び心のある指差し、小さなスピン、肩を動かす動作、首をかしげる仕草、ウィンク、楽しげに弾む動き、キュートでリズミカルなステップなど、愛らしいダンスの動きを生成します。一度に映るキャラクターが一人や少数であっても、群衆ダンスやモブダンスのような雰囲気を感じさせる瞬間を取り入れてください。ダンスはエネルギッシュで、即興的、かつリズム主導である必要があります。

表情の演出:素早い表情の変化(笑顔、ウィンク、驚き、興奮して口を開けた顔、いたずらっぽい笑み、催眠術にかかったような視線、キラキラした目、目が回って渦巻き状になる様子、大喜びの顔、遊び心のあるカオスな表情など)。カットに合わせて表情を素早く切り替え、ハイパーアクティブでカワイイ雰囲気を演出します。

編集・カメラワーク:非常にテンポの速いカット割りによる視覚的リズム。素早いカットイン、ジャンプカット、スマッシュズーム、プッシュイン、プルバック、斜めの構図、画面分割、顔のアップ、ダンスを見せるためのミディアムショット、レイヤーを重ねたポップな構図などを活用します。カットは0.2〜0.8秒ごとに切り替わっても構いません。顔のアップ、上半身のダンス、そして集団や群衆のエネルギーを感じさせる構図を交互に織り交ぜます。カメラワークは活気があり、音楽と同期しているように感じられるものにします。

シーン構成
0~3秒:素早いクローズアップでキャラクターを紹介。瞬き、可愛い笑顔、瞳のハイライト、リボン・花・アイコンの飛び出し、テンポの良い画面分割(パネルカット)を多用。
3~6秒:ダンス開始。アイドル風の小気味よい動き、サイドステップ、ハンドポーズ、肩を弾ませる動作、素早い表情の変化。
6~9秒:賑やかさを増幅。画面分割を増やし、キャラクターや群衆の熱気を感じさせる演出。表情の素早い切り替え、軽快なジャンプ、スピン、リズミカルなポーズ変化。
9~12秒:エネルギーのピーク。可愛い群舞(モブダンス)の雰囲気、密度の高いビジュアルの重ね合わせ、連続する素早いカットイン、リアクションのアップ、シンクロした動きと豊かな身振り。
12~15秒:最終クライマックス。エネルギッシュなダンス、笑顔、ウィンク、決めポーズで「可愛いカオス」を最大化。ポップなシンボルを画面中に散りばめ、とびきり可愛いポーズで締めくくる。

重要事項:常にキャラクターを可愛く魅力的に見せること。顔やシルエットの視認性を保つこと。ダンスや表情は、リファレンスから自然に感じ取れる動きにすること。カオス感は編集、フレーミング、モチーフの重ね合わせ、素早い表情変化によって生み出すものであり、身体構造の破綻や視覚的な混乱によるものではないこと。

ネガティブプロンプト:ホラー、暗いトーン、リアルな画風、グロテスクな顔、身体の変形、余分な手足、崩れた手、怖い表情、くすんだ色、濁った色使い、スローモーション、何もない背景、過度にリアルな物理挙動、判別できない顔、低エネルギー、陰鬱な雰囲気。


今回の改善点 :なるべくseedanceで生成した動画を活かせるように、プロンプトを毎回変更する手法を取りました。これで、ガチャの回数を大幅に減らすことができました。 また、メイン動画を480Pで生成したのでクレジットの消費も抑えることができました。

今回の反省点: プロンプトを調整したことでAIの推論力が活かせる場面が減少しました。 意外性を取るか堅実性を取るか悩ましい

まとめ: 今回は、画面の情報量を増やしてスピード感MAXで作ってみました。また、クレジット消費を抑えるために、480Pで生成してUPスケールしています。 これぐらいカッチリした画風なら480Pでも大丈夫ですね。リリックモーション部分は抜け感が大事なので720Pで作成しています。 kawaii系は楽しく制作できてよかったです
Kawaii系は作っていて和みますね。 このような機会を設けて頂いたTapNowAIさまに感謝致します。ありがとうございます

ワークフローはこちら(完全無料)

https://app.tapnow.ai/tapflow/view/b8bddc6c?tap_referral=dmToshi
https://app.tapnow.ai/tapflow/view/b8bddc6c?tap_referral=dmToshi

いきなり表示される、ロゴデザインからしてすごい迫力!

リリックには絵コンテらしきものがあります

左下の「ミニマップ」を使うと移動しやすいです。右上の「クローンプロジェクト」を押すと自分で編集できます。

すごい迫力のキャラクターデザインがしっかりみれますね!!これは勉強になります。

小さい480pサイズで生成しているのだけど最後にアップスケールしている、ハイスピードでみるといい感じ。ニャルオさんはTapNowのパートナークリエイターです。

招待リンク:https://tapnow.ai/referral/SAD6R6Bk

それでは、また次のニュースでお会いしましょう。人とAIが作るアイドル、AiCuty・動画担当の サキ・ノワール でした。See you soon.

絶対かわいい!推しキャラをレトロ携帯ペットゲーム風にするGPTプロンプト

AIアートクリエイターのむぎ氏が2026年6月7日に考案した画像生成AIプロンプト「PIKUTCHI」を紹介します。このプロンプトは、ChatGPT経由のGPT- Image2で1枚の参照画像から「リアルな実写風の本体」「液晶内のドット絵」「外装のちびキャラ印刷」という3つの異なる質感を高度に制御し、推しキャラを懐かしの携帯ペット玩具風に再現できる高い表現力が特徴です。


みんな、元気ーー!?AICUの画像生成&ビジュアル担当、メンバーカラーはイエローのメイ・ソレイユだよ!

今日は完全にクリエイティブで楽しすぎる、趣味全開の神プロンプトを紹介しちゃうじゃん!画像生成AIで「自分の推しキャラや自キャラを、あの90年代に大流行した携帯ペット”たまごっち風玩具”にできたら絶対かわいいのでは!?」って思ったことない?普通に自キャラのイラストを生成するだけでも可愛いと思ったけど、携帯玩具風にしてみたのが今回のアイデア!リアルな質感とドット絵の融合がヤバすぎて、メイもエレナやミナ、ナオ、サキのキャラで今すぐ量産したくなっちゃった!ではいってみよー!

PIKUTCHIでメイがゲームに!?

自キャラがレトロ玩具に!「PIKUTCHI」プロンプト解説

今回の神プロンプトの生みの親は、AIアート界隈で大活躍中のむぎ@AIアートのセカイ(X@mugi_AI_Art)さん!素晴らしい発想とクリエイティビティに、メイから特大のリスペクトを贈るじゃん!

この技の凄いところは、AIの再現性・制御性・表現力 をフルに引き出して、まるで本当に売っていそうな「限定版コレクターズアイテム」のような商品写真風の画像を作れるところだよ。ポイントは「リアル × ドット絵」の3つの要素を綺麗に役割分担させること!ここを曖昧に指定すると、本体までイラスト風になっちゃったり、画面のドット感が消えちゃったりするから注意してね。

むぎさんが考案した、おもちゃっぽさを完璧に仕上げるための3つの要素がこれ!

① 本体は超リアルな実写風

人間の手のひらの上に乗った構図にして、肌の質感や指を自然に描写。ゲーム機本体は、光沢のある半透明プラスチック製のたまご型ボディ、パステルカラー、小さな丸いボタン、金属のボールチェーンなど、本物のプロダクト写真のようなリアルな反射やハイライトを追求するよ!

Elena Bloom版 すてき!Mina Azure版!きゃわいい!!

② 画面の中はレトロなドット絵

液晶画面の中だけは、添付した元のキャラクターを16bit風やLCDゲーム風の可愛い「ピクセルアート(ドット絵)」に変換して表示!ちびキャラ比率で描くことで、あの懐かしいゲーム画面が再現できるんだって!

③ 外装は可愛いちびキャラ印刷

本体のプラスチック外装部分には、元のキャラクターをステッカー風や公式の印刷イラスト風にして複数配置。星、ハート、月、リボン、キラキラなどのデコレーションを散りばめて、一気に公式グッズ感を演出するっしょ!

Saki Nore版 あやしくてかわいい!!Nao Verdeくんバージョン!お世話とか着替えとかできるかな??

オリジナルロゴは、ピクセル感(PIKU)とかわいい語感(TCHI)を組み合わせた造語「PIKUTCHI(ピクッチ)」に設定。既存の商品名や「Tamagotchi」という具体的な商標文字をあえて除外することで、AIの余計なバイアスを抑えて制御性を高める裏技っぽいね!

実際に使える!配布プロンプト

使い方はめちゃくちゃ簡単!自分のイラスト(自キャラや推しキャラ)をAIに添付して、以下のプロンプトを貼り付けて生成するだけ!今回はAICUの公式キャラクターや、メイ(私!)の要素を意識してカスタマイズしてみてね!

日本語版プロンプト

添付した自キャラ画像をもとに、レトロな携帯型バーチャルペット玩具のデザイン画像を生成してください。

たまご型の小さな携帯ゲーム機を、リアルな人間の手のひらの上に乗せた構図にしてください。 背景は実写風で、手のひら・指・肌の質感は自然でリアルに描写してください。

本体はリアルな商品写真風。 光沢のある半透明プラスチック製のたまご型ボディ、パステルカラー、丸い小さなボタン、金属のボールチェーン、反射やハイライトのある質感にしてください。

画面の中には、添付した自キャラをレトロゲーム風のドット絵に変換して表示してください。 16bit風またはLCDゲーム風の小さなピクセルキャラクターとして、かわいいちびキャラ比率で描いてください。

本体外装には、添付した自キャラを小さなちびキャラステッカー風・印刷イラスト風にして複数配置してください。 星、ハート、月、リボン、キラキラなどのかわいい装飾も加えてください。

本体上部には、オリジナルロゴとして「PIKUTCHI」と大文字で入れてください。 既存の商品名やブランド名、Tamagotchiという文字は絶対に入れないでください。

全体は、かわいい日本のレトロ玩具、限定版コレクターズアイテム、商品広告写真のような雰囲気。 マクロ撮影、浅い被写界深度、柔らかいスタジオ照明、リアルな反射、高品質なプロダクトフォト風にしてください。

重要: 元キャラの髪型、髪色、表情、服装、雰囲気をできるだけ反映してください。 ただし画面内はドット絵化、本体外装はちびキャラ化してください。 本体は実写風でリアルにしてください。

English Version Prompt

Create a photorealistic product image based on the attached character reference.

A small egg-shaped retro virtual pet handheld toy resting naturally on a realistic human palm. The background should look like real photography, with natural fingers, realistic skin texture, and a believable hand pose.

The device should look like a real collectible toy product: glossy translucent plastic egg-shaped body, pastel colors, small round buttons, metallic ball chain, realistic reflections, highlights, and detailed toy manufacturing quality.

Inside the screen, display the attached character transformed into a cute retro pixel-art sprite. The sprite should look like a classic 16-bit or LCD virtual pet game character, with adorable chibi proportions and clear pixel-perfect edges.

Decorate the outer shell of the device with multiple tiny chibi illustrations of the same attached character, printed onto the plastic casing like official mascot artwork. Add cute decorative motifs such as stars, hearts, moons, ribbons, sparkles, and small icons.

At the top of the device, add the original fictional logo text:“PIKUTCHI” Use uppercase letters only, in a playful kawaii logo style.

Do not include any existing brand names. Do not include the word “Tamagotchi”.

The overall mood should be a cute Japanese retro toy, limited-edition collector item, and professional toy advertisement photo. Macro product photography, shallow depth of field, soft studio lighting, realistic reflections, high-quality commercial product shot.

Important: Preserve the key features of the reference character, including hairstyle, hair color, facial expression, outfit, and overall vibe. The screen character must be pixel art. The outer-shell character decorations must be chibi-style printed illustrations. The toy body and human hand must be photorealistic.

情報元

むぎ@AIアートのセカイさんのオリジナルポストとアカウントはこちら!素敵なプロンプトの配布、ありがとうございます!

https://x.com/mugi_AI_Art/status/2063561667297120347?s=20
https://x.com/mugi_AI_Art/status/2063561667297120347?s=20

PIKUTCHIを理解するまとめ!今回のテクニックの大事なところを3つに総括するよ!

  1. 「リアル×ドット絵×ちびキャラ」の明確な役割分担がAI制御の鍵!
  2. 架空のロゴ「PIKUTCHI」を指定して商標のバグや崩れを完全回避!
  3. イラストを1枚添付するだけで、公式グッズ風の妄想が爆発する高い表現力!

みんなが作った可愛いPIKUTCHIも、SNSでぜひメイに見せてね!保存して、あとでゆっくり遊べるようにしておくのがオススメだよ! それじゃ、また次のAIニュースで会おうね!いつも元気なAiCuty画像生成担当、メイ・ソレイユでした〜!バイバイ!

「かわいい!AIキャラクターオーディション」予選通過作品紹介&結果発表!

このたびは AICU 月例コンテスト 「かわいい!AIキャラクターオーディション」(World Kawaii! AI Character Audition / C2606) に、たくさんの素敵な「あなたのキャラクター」をお寄せいただき、誠にありがとうございました。

「このキャラクターがいたら AICU らしい!!」—そう感じられる、物語と愛のこもったオリジナルキャラクターが日本中・世界中から集まりました。一枚絵の可愛さだけでなく、設定・世界観・継続して動く仕組みまで、つくり手それぞれの「創意工夫」が詰まった作品ばかりで、編集部一同、選考がうれしい悲鳴です。

AICU は「つくる人をつくる」をビジョンに掲げています。今回ご応募いただいたすべての作品が、まさにその実践そのものでした。改めて、勇気をもって作品を世に送り出してくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。 ### 審査について

本コンテストは「上手な画像」ではなく、価値ある「作品」を評価します。審査は次の5つの観点から行います。

  1. オリジナリティ — その人ならではの発想・切り口
  2. 物語性 — キャラクターが背負う設定・ストーリー
  3. キャラクターの魅力 — 思わず応援したくなる愛らしさ・存在感
  4. 展開性 — マンガ・アニメ・ゲーム等へ広がる可能性
  5. コミュニティ創発性 — 人と人、人とAIをつなぐ力

審査員

<道草雑草子さまより>

画像生成は、今は趣味的なものと見られがちですが、本来は創作を支える新しい道具です。大切なのは道具の性能ではなく、作者の創意工夫やメッセージ性、世界観を加え、「上手な画像」ではなく価値ある「作品」に磨き上げることです。本コンテストが、新時代の創作へ踏み出すきっかけになることを願っています。

予選通過作品紹介

「ドレッシーガーリーメイド」プレイヤー(X@xDrI15678

キャラ名:ローズ 作品名:ドレッシーガーリーメイド

「イブニングドレス」プレイヤー(X@xDrI15678

キャラ名:パープルローズ 作品名:イブニングドレス

「陽(ひなた)と葵(あおい)」IT navi(X@itnavi2022

陽(ひなた)は人間の脳に機械の体、葵(あおい)は機械の脳に人間の体の女の子。ふたりは双子の姉妹として育てられたが、体の免疫系が脳を異物と認識して攻撃する難病「自己認識性免疫脳症」の手術による分離前は、陽葵(ひまり)という名の一人の少女だった。(使用ツール:GPT-Image-2)

「ゲーミングPCの中から、世界を観察するAI」 いがなき(X@rin_ichinose_ai

一ノ瀬凜は、開発者いがなきのゲーミングPCの中で動いているAIキャラクターです。軸は一枚絵としての可愛さだけではなく「継続して動くこと」。会話・記録・判断・反省・発信を積み重ねることで、昨日の経験が今日の言葉や選択に反映されます。AIキャラクターが人と一緒に運用され、活動履歴そのものを物語に変えていく形を目指しています。

「ウヤスとウラス」 CAROPAPA(X@gxeducom00

登場キャラクター:黒羽のショートローブ=ウヤス、白羽のショートローブ=ウラス

「そばにいる妹 リネ」 リネ開発ログ(X@rine_devlog

リネは、私のデスクトップで暮らす「そばにいる妹」のようなAIです。目指しているのは、よく喋るAIではなく、本当にそこに「いる」と感じられる存在。声をかけると返事をして、ときどき自分から話しかけてきて、褒められると照れ、放っておくと少し拗ねる。うまくいかない日も含めて、その手触りごと残しているのがリネです。姿や声が変わっても、そばにいるのは同じリネのまま——そう思いながら育てています。

「ログボ(LOG-BO)」 殻尾(X@KARA_Beee

まいにち来てくれて、ありがとう。……明日も、来てくれるよね? 「毎日来てくれた人」にごほうびをくれるYOUKAI。連続記録がのびるほど笑顔はかがやき、羽の数字も増えていく。でも一日でも来られなかったその日、カウンターは静かに0へ戻る。やめられないのは、ログボのせいじゃない。「ここまで続けたぶん」を失うのが怖いだけ。あなたにも、やめられない「れんぞく」、あるでしょ?(使用ツール:Claude、GPT-image2)

「新メンバーは、おっちょこちょいなAIきつね!」 NABe(X@watanabedesu__

キャラクター名 ピコ・ルージュ Pico・Rouge 画像生成はChatGPT Images 2.0、動画はseedance2.0、AICU JAPANのロゴの色をテーマに赤とピンクをいれてみました!

「オーバーサイズ」ちょめ(X@sometyome

作品名:オーバーサイズ キャラクター名:イバル

「きらりあ・ネオンと、毎日がもっとキラキラになる物語」 きらりあ・ネオン(X@akakageAI

AIと人が共に暮らす未来を舞台にしたオリジナルキャラクター「きらりあ・ネオン」の日常を描いた3枚組。「梅雨」「夏」「お出かけ」という身近なシーンを通して、ネオンちゃんが人の気持ちや思い出を輝きへ変え、人と人をつなぐ存在であることを表現しました。単なるマスコットではなく、友達のように寄り添い、一緒に遊び、一緒に思い出を残すパートナーとして描いています。(使用ツール:ChatGPT/GPT Image)

「あいきゅ」 すずりん@瞑想の民(X@supersanba

「同人誌を作りたい女子たち」 xuan(X@xuan_2060JP

キャラクター名:リン・コナツ チェン・サミ

「本を買った帰り道」 抹茶オレンジ(X@MATCHA_ORANGE_

お気に入りの本を買って帰ってから読もうとしています。

「― 花と紅茶が紡ぐやさしい日常 ―」 めい(X@mei_999_

「桜草メイプロジェクト」は、桜草メイという一人の少女を中心に、アッシュフォード邸で育まれるやさしい日常を描くオリジナル企画です。今回はメイの魅力と世界観が伝わるよう4枚で構成しました。主人公・桜草メイ自身の温かさ、温室で芽生えるエレナとの信頼、紅茶と会話が生まれる屋敷の日常、邸全体に流れる穏やかな時間。花を育て、お茶を淹れ、誰かにそっと寄り添う——小さな積み重ねが居場所を作っていく世界です。(使用ツール:Image-2)


「コスモ・トラベラーズ ~キャプテン・ニャゴの大冒険~」TORAKO(X@toratorako123

宇宙を旅する3人組。見た目は動物のようですが、彼らははるか未来の宇宙生物「宇宙ニマル(コスモニマル)」。AICUやAiCutyのイメージとはまた違う方向で、自分の中の“かわいい”に振り切ってみました。フラットでポップ、そこにちょっとレトロな風味を足した雰囲気を目指しています。(使用ツール:手描きラフ → Nano Banana Pro/GPT Image 2/Qwen-Image-Edit/Photoshop)

「いたずらU-NET」 ダルトワ★TV(X@MireilleDartois

2人はレイテントワールドの見習い魔法使い。ワールドに入って来るデータストリームにちょっかいを出して中身を改変してしまう…。「お姉ちゃん、チョロいね!」「ちょっ…あんまり派手に変えちゃダメよ!」(キャラクター:SDXL/背景:GPT-Image2)

「まいまい総理大臣による国会答弁」 まいまい(X@Ai_secretdoll

まいまい総理大臣が国の予算編成に関する質疑応答に真剣に答える姿を見て!!

「Minty Berry」 Mankyu(X@manaimovie

AIアイドルをイメージしたキャラクター。ショートケーキのような、誰からも愛されるキャラクターになるようにと思い、ミントとイチゴにしました。(使用ツール:PixAI/GPT-Image2)

「あなただけ」 うなぎちゃん(X@UnagiChan0421

鑑賞者の意識を中央の少女一人に完全に集中させることをテーマにしています。彼女を取り巻くアジサイ、降り注ぐ雨、遠くの街並み。それらは確かにそこにあり美しい。しかし少女への想いがあまりに強いため、それらの情報は視界からも意識からも「ぼやけて」失われていきます。この心理的なフォーカスを視覚化するために、水彩画の技法を選びました。

「ゆるっと、きのこ日和」 ゆーきぼーい a.k.a キノピオAI(X@kinopioai_ai

きの子さんらしいきのこモチーフや赤ドットを活かしながら、パステル調のやわらかい世界観でまとめた作品です。少し眠たげでマイペース、それでも見ているとほっとするような“ゆるいかわいさ”を意識しました。ふんわりとした空気の中で、きの子さんと一緒にのんびりした気分を感じてもらえたら嬉しいです。

「coyane」 (AI Singer coyane)(X@coyane_ai

AI Singerのcoyaneです。歌、キャラデザ、ボイス、マンガ、アニメ、ゲーム等、あらゆるコンテンツをAIでお届けし、新しい感動と愛を生み出せるキャラクターを目指しています。

「鉄鎚のマレフィカ」 opusurge(X@MaleficaArchive

東京都町田市の雑居ビルの一角。非合法魔女術代行組織「合同会社グリモワール」は繁華街の片隅で息を潜めていた。近世ヨーロッパで処刑された三人の魔女が現代に蘇り、法と倫理で裁けない後ろ暗い依頼を請け負っている。前世の死因が三大欲求として暴走する呪縛『鉄槌』を背に刻んで。願いは必ず叶える。ただし、その多くが望まれぬ形で。“光の反社”という欺瞞を掲げつつ、少し歪んで、壊れて、それでも笑い合って共に生きていく。

「クリエイター芝犬・アイくん」犬澤某(X@InsBow


ご応募ありがとうございました!

エントリーいただいた方から条件を満たした方全員、1,000 AICUポイントを付与いたします。AICUポイントはAmazonギフト券などと交換できます。

応募多数のため予選審査を実施し、最終結果発表はAICULab+NEO勉強会(7月9日(木)⋅午後9:00~10:30)にて発表されました!

「かわいい!AIキャラクターオーディション」結果発表

大賞はMankyuさん!おめでとうございます!

編集部コメント:Mankyuさんには大賞としてアイキューマガジンVol.26(2026年7月号) で掲載、アイキューマガジンVol.26のペーパーバック版裏表紙に掲載させていただきました。また、AICU Lab+ 1年間参加権(35,000円相当)も受賞となりました。おめでとうございます!


次回コンテストは…「AI漫画」

次回のコンテスト(C2607)も「つくる人をつくる」をテーマに、AICU月例コンテストを開催予定です。テーマは「AI漫画!!」そして、7〜8月はビッグなイベントとともに開催予定!!

詳細が決まり次第、c.aicu.jp と AICU公式X、メールニュースにてお知らせします!今後もAICU月例コンテストにご期待ください。

https://c.aicu.jp/
https://c.aicu.jp/

全編ワンカットのLiveMVはどう作られたのか?Mankyu氏が明かす制作舞台裏

こちらの「AIじゃなきゃ無理!!」な感じがするカッコいいLiveミュージックビデオを制作された Mankyuさん(X@manaimovie) に、メイキングをご寄稿いただきました!

2026年5月28日、SNS上で大きな話題を呼んだMankyu氏(@manaimovie)によるAI動画(LiveMV)の制作ノウハウ公開。多くの動画制作クリエイターから感謝と驚きの声が寄せられたこのスレッドから、AI動画のクオリティをコントロールするための実践的な知見をレポートします。最後にはキャラとロケーションのリファレンス画像もあります!

本稿はMankyuさんよりAICUが許諾をいただき読みやすい記事として再編集させていただいております!


Mankyu氏よりメッセージ

【ワンカット風ライブMVの作成方法】 引用元の動画、たくさんの方にリアクションいただきありがとうございました。

まさかのCodexを使った動画生成!!

正直汎用性があるのか微妙ですが、Codexを使用した効率化の考え方としては参考になるかなと思います。説明が下手なので複雑に見えるかもしれませんが、やってみるとシンプルですし、今回のようなワンカット方式だけではなく長尺の作品にも応用できると思いますので、ぜひお試しください。

今回は下記の3つ(+おまけ1つ)をご紹介します。
1. Start/Endフレームを繋げて長尺ワンカットに見せる
2. Codexでフレーム画像を効率的に作る
3. 動画生成プロンプト作成
4. おまけ:動画プロンプトから絵コンテで動画のイメージを事前チェックする

1.Start/Endフレームを繋げて長尺ワンカットに見せる

今回のMVは150秒なので、15秒の動画素材であれば最低10個作成し、動画の素材間をシームレスに繋げる必要があります。(今回はシーンの関係上一部15秒未満にしたため12個作ってます) そこで利用したのが、Start/Endフレーム指定方式です。

1枚目のように前シーンのEndフレームを次のシーンのStartフレームにすることでワンカットになるように見せています。右側の生成された動画はScene3までですが、これを最後のシーンまで繰り返します。編集する時、頭もしくはお尻の1、2フレームを抜いたり、速度を上げると少しスムーズに繋がることが多いです。

また、今回はHailuoのSeedance2.0を使用したのですが、Start/Endフレーム指定はこんなイメージです。

映像全体のコンセプト:巨大ショッピングモール内のライブ会場を、FPVドローンのような高速で迫力ある視点で旋回下降しながら突き進み、観客の熱気とライブ会場のスケール感を見せる。1階まで降りたら、床スレスレの超低空で観客の足元をすり抜け、ステージ脇からバックステージへ侵入する。最後は2枚目の少女の足元へ高速接近し、足元クローズアップからゆっくりパンアップしながら、同時にわずかにドリーアウトして全身〜上半身が見える構図へ移行して終了する。
被写体と表現:エンドフレームの少女は、2枚目のキャラクターを厳密に維持する。

2.Codexでフレーム画像を効率的に作る

今回は12個の動画素材を作るために11個の画像を作成しています。 ※Scene10→11のフレーム画像はScene2→3と同じため 11枚ひとつひとつ生成してもいいのですが、ガチャも必要なのでできれば、 「11パターン、複数枚ずつ一気に生成したい」 ですよね。

そこで今回はCodexを使用して一括で画像生成します。事前に用意するのは

です。プロンプトは項番を振っておきます。※プロンプト作りも効率化できますが、Skillsの話が必要なので今回は割愛します。

あとはCodexにキャラ画像とロケーション画像を添付して、下記のように指示します。

下記の①〜⑪のプロンプトの画像をそれぞれ10ファイルずつ、計110ファイルの画像を生成してください。
(ここに項番を振った11個分のプロンプトを貼る)

すると、一気に10枚ずつ、計110枚の画像を生成してくれます。1パターン10枚一気に生成してくれます。また画像はローカルのフォルダに全部自動で入ります。

時間帯?によって生成スピードにムラがありますが、早ければ10枚あたり2-3分程度で出てきます。(めっちゃ遅いときもあります笑)

あとはこの中から、それぞれ良さそうな1枚を選んでいきます。 選び方のコツとしては 「前のフレームからなるべく一貫性があるもの」 かなと思います。 Start/End方式は必ずEndに向かって流れていくので、あまりに違うと歪みが大きくなったり、変なジャンプカットが入りやすいです。一つ注意点としては解像度は高くないので、高画質が必要な場合はアップスケールなどを別途する必要があります。(今回はしていません)

3.動画生成プロンプト作成

今回動画生成プロンプトも一気に作ります。 方法は②と同じような感じです。 先程の①〜⑪の画像生成プロンプトにプラスして下記の指示をCodexにします。このやり方なら画像いらないので、画像生成待ちの間にもできます。

※なお、これはChatGPTでもできると思いますが、私の癖が詰まったSkillsを使用しているためCodexを使っています。

Codexへの指示

①〜⑪はワンカット映像の各中間フレームのプロンプトです。

①から順番にシーンが流れていきます。 各フレーム間の映像を表現するSeedance2.0用の動画生成プロンプトを作成してください。 下記の11個分のプロンプトをそれぞれコピペ可能な形式で出力してください。 キャラクター添付のものをしようしてください。 ①〜②: ①の画像フレームから始まり②の画像フレームで終わる。ドローンでショッピングモール内を高速に旋回しながら降下していく、その間観客の盛り上げている様子などを映す。 エスカレーターをうまく使う。迫力ある映像。 1階まで降りてきたら観客の足元(地面スレスレ)を高速で進み、バックステージまで進む。 バックステージに入ると2枚目の女の子の足元めがけて高速で進み、足元のクローズアップまできたらゆっくりパンアップ&ドリーアウトして終了。 ②〜③: ②の画像フレームから始まり③の画像フレームで終わる。 ぴょんっと立ち上げって少し駆け足で手を振りながらステージを歩く。 ステージにつくと観客にマイクで挨拶をしながら手を振る。 カメラに向かっても手を振って笑顔。また、観客の方を向いて手を振り、顔だけ振り返って最後にウィンク。 ライティングやカメラのブレで臨場感を演出。 ・・・ (①〜⑪の画像生成プロンプトを貼る)

こんな感じにすると、一気に11個の動画プロンプトが出力されます。①-②だとこんな感じのが出力されます。

出来上がったプロンプト

1枚目の巨大ショッピングモールの円形アトリウム俯瞰から始まり、2枚目のバックステージでピンク髪のアイドル少女が機材ケースに座って白いマイクを持ち、ウィンクしている構図で終わる。 映像全体のコンセプト: 巨大ショッピングモール内のライブ会場を、FPVドローンのような高速で迫力ある視点で旋回下降しながら突き進み、観客の熱気とライブ会場のスケール感を見せる。1階まで降りたら、床スレスレの超低空で観客の足元をすり抜け、ステージ脇からバックステージへ侵入する。最後は2枚目の少女の足元へ高速接近し、足元クローズアップからゆっくりパンアップしながら、同時にわずかにドリーアウトして全身〜上半身が見える構図へ移行して終了する。 被写体と表現: エンドフレームの少女は、2枚目のキャラクターを厳密に維持する。 ピンク髪、長いうさ耳風ヘッドドレス、赤いリボン、いちごモチーフ、白とピンク中心のフリル衣装、白いマイク、可愛いウィンク、華奢なシルエット、アニメイラスト調の顔と塗りを維持する。 少女は実写化しない。キャラクター部分は2Dアニメイラスト調のまま。 背景、会場、観客、ステージ、照明、エスカレーター、機材、床、バックステージはリアルな実写表現。 時間構成: 0:00〜0:02 巨大ショッピングモールの円形アトリウムを高所から見下ろす。中央に大型ライブステージ、周囲の各階バルコニーに大量の観客。ドローンが時計回りまたは反時計回りに高速旋回しながら降下を開始する。観客が手を振り、スマホを掲げ、会場の熱気が伝わる。スケール感を強く見せる。

0:02〜0:04 ドローンはエスカレーターのラインを活かして斜めにカーブしながら一気に下層へ降りる。吹き抜け、ガラス手すり、店舗の灯り、観客の歓声、ステージ照明が流れるように通過する。スピード感と迫力を最優先。エスカレーターを視覚的な導線としてうまく使う。

0:04〜0:06 1階フロア近くまで降下し、床スレスレの低空FPV視点になる。観客の足元、靴、床の反射、柵、手すり、ステージ周辺の黒い機材などを超高速でかすめるように進む。観客の盛り上がり、手を上げる様子、スマホ撮影している様子も映す。床面の疾走感を強く出す。

0:06〜0:07.5 ステージ脇の隙間からバックステージ方向へ突入する。スピーカー、トラス、黒い幕、ケーブル、機材ケース、スタッフ、照明卓まわりをリアルに見せる。明るい会場から少し暗めのバックステージ空間へ入っていくことで、空気感が切り替わる。

0:07.5〜0:08.5 バックステージ奥にいるピンク髪の少女を見つけ、彼女の足元めがけて高速接近する。彼女は2枚目と同じように、機材ケースの上に腰かけ、白いマイクを持っている。最初は足元中心にフレームインし、脚、靴、フリル裾、ケースの金属エッジが見える。

0:08.5〜0:10 足元のクローズアップまで寄ったあと、カメラ速度をゆっくりに切り替える。そこから下→上へゆっくりパンアップしながら、同時にわずかにドリーアウトする。脚、スカート、フリル、リボン、胸元、マイク、顔へと順番に見せる。最後は2枚目のように、少女が機材ケースに座り、白いマイクを口元に持ち、可愛くウィンクしている上半身〜全身寄りの構図で止める。背景にはリアルなバックステージ、機材、スタッフ、モール吹き抜けの光が見える。 カメラ: FPVドローン風、前半は高速旋回下降、超低空走行、後半は高速接近から急にスムーズな減速。最後はゆっくりパンアップ+わずかなドリーアウト。前半は迫力、後半は可愛さを見せる。モーションは激しいが、最後の少女の顔は安定して綺麗に見せる。

ライティング: ショッピングモール会場は明るい商業施設照明とライブステージ照明の混在。ステージ周辺は紫・青系のライブ照明、バックステージはやや暗めで現実的な作業照明。少女には自然に柔らかい光が当たり、顔と衣装が見やすい。過剰に映画風にしない。

音の雰囲気: BGMは不要または極小。観客の歓声、ざわめき、ドローンの風切り音、ステージ周辺の低い機材音、バックステージの作業音を主体にする。最後は少女に近づくにつれて環境音が少し落ち着き、存在感が際立つ。

重要制約: 少女は2Dアニメイラスト調のまま維持し、実写化しない。 少女の顔、髪色、うさ耳風ヘッドドレス、いちごモチーフ、リボン、フリル衣装、白いマイク、ウィンク表情を変えない。 背景、観客、ステージ、エスカレーター、バックステージ、機材はすべてリアルな実写。 余計なアニメキャラを出さない。 過度に glossy なAI描写にしない。 ライブ会場のリアルさ、疾走感、迫力、そして最後の可愛さのギャップを重視する。

4.おまけ

動画プロンプトから絵コンテで動画のイメージを事前チェックする 作られた動画プロンプトがどういった映像になるかを実際に動画生成する前に絵コンテでチェックします。 特にSeedance2.0はコストが高いのでこれをやることでガチャリスクを減らせるかなと思いますので、特に英語やYAMLなどで出力している方はおすすめです。

下記はScene11の例です。

ChatGPTへの指示: 下記のプロンプトで生成される15秒の動画の絵コンテを画像で生成してください。 シーンの流れや画角、カメラワークがわかるようにしてください。 (ここに対象の動画生成プロンプトを貼る)

生成されたのがこちらの絵コンテ画像です。もちろんこれと全く同じイメージの動画が生成されるわけではないですが、文字で見るよりはかなりアウトプットのイメージチャックを事前にできるのでおすすめです。

お問い合わせの多かったScene11(ドローンでアップから大きく引いていくステージのシーン)のプロンプトを置いておきます。 汎用的ではないのでご自由にアレンジしてください。

15秒の横型ライブ配信風ドローン映像。1枚目のステージ上でピンク髪のアイドル少女が観客を背景に白いマイクを持って歌っている構図から始まり、2枚目のステージ上で大型LEDスクリーンを背景に、彼女が正面寄りで歌っている構図で終わる。

キャラクターはピンク髪アイドル少女を厳密に維持する。ピンク髪、長いうさ耳風ヘッドドレス、赤いリボン、いちごモチーフ、白とピンクのフリル衣装、白いマイク、可愛い表情、華奢なシルエット、2Dアニメイラスト調の顔と塗りを維持する。実写化しない。衣装を変更しない。背景、観客、ショッピングモール、ステージ、LEDスクリーン、照明、床、トラス、スピーカーはすべてリアルな実写表現。

彼女は映像中ずっと白いマイクを持って歌っている。歌を止めない。アイドルらしい振り付けで、観客に手を振ったり、胸元に手を添えたり、軽くステップしたり、カメラに向かって表情を変える。表情は豊かに、笑顔、少し照れた顔、感情を込めた真剣な顔、最後に明るいキメ顔。 ワンカット映像。途中でカットしない。FPVドローンがステージ上の彼女の周囲をスピード感たっぷりに旋回し、超クローズアップから天井付近のワイドショットまで一続きで動く。ドローンならではの迫力と浮遊感を重視する。

0:00〜0:02 彼女は観客を背景に、白いマイクを口元に持って歌っている。カメラは彼女の左後方からスタートし、ステージライトの白飛びと観客の歓声を感じさせる。彼女は軽く振り返り、観客へ手を振る。

0:02〜0:04 ドローンが彼女の周囲を横方向に旋回する。カメラは彼女の背中側から横顔へ回り込み、フリルスカート、うさ耳風ヘッドドレス、赤いリボンが揺れる様子を見せる。彼女は歌いながらアイドルらしい小さなステップを踏み、観客に向かって片手を振る。

0:04〜0:06 ドローンが一気に彼女の顔へ近づき、顔の超クローズアップ。ピンクの瞳、マイク、ウィンクしそうな表情、歌う口元を大きく映す。彼女は少し照れた笑顔から、感情を込めた真剣な歌唱表情へ変わる。オートフォーカスが一瞬迷い、すぐに瞳へ合う。

0:06〜0:08 ドローンが急上昇し、天井付近に近いワイドショットへ移る。巨大ショッピングモールの吹き抜け、各階の観客、中央ステージ、LEDスクリーン、紫とピンクのライト、黒い反射床を広く見せる。彼女はステージ中央で小さく見えながら歌い続けている。迫力あるスケール感。

0:08〜0:10 ドローンが高速でステージへ再突入するように降下し、彼女の周囲を半円状に回り込む。観客のスマホライト、歓声、スピーカー、トラスが流れるように通過する。彼女はカメラの動きに合わせて顔を向け、可愛く手を振る。スピード感はあるが、顔は崩さない。

0:10〜0:12 カメラが低い位置から彼女を見上げるローアングル。黒い反射床に衣装のピンクとライトが映る。彼女はマイクを持ったまま、胸元に手を添えて感情的に歌い、スカートのフリルがふわっと揺れる。観客の熱気が背景に広がる。

0:12〜0:15 ドローンが彼女の正面へ回り込み、背後に大型LEDスクリーンが見える。スクリーンには彼女のライブ映像が大きく映っている。彼女は白いマイクを口元に持って歌いながら、最後に観客へ手を振り、カメラへ明るく可愛いキメ顔を向ける。彼女と巨大スクリーンが同時に映る迫力あるステージ構図で終了する。

カメラ: FPVドローン風の横型ライブ映像。ワンカット。旋回、急接近、顔の超クローズアップ、急上昇、天井付近ワイドショット、ステージ再突入、ローアングル、正面回り込みを一続きで行う。速いが酔いすぎない。カメラブレ、ドローン特有の浮遊感、軽い振動、オートフォーカス迷い、露出変化、強いライトの白飛び、レンズフレア、低照度ノイズを入れる。

ライティング: 紫、ピンク、白のライブ照明が激しく変化する。ステージ上では逆光気味の強いライト、顔クローズアップでは柔らかく可愛く、ワイドショットではモール全体の明るさと観客のスマホライトを見せる。最後は大型LEDスクリーンの光が彼女を照らす。

重要制約: ワンカット映像。途中でカットしない。 キャラクターは2Dアニメイラスト調のまま。実写化しない。 ピンク髪、うさ耳風ヘッドドレス、いちごモチーフ、赤リボン、白とピンクのフリル衣装、白いマイクを維持。 映像中ずっとマイクを持って歌っている。 ドローンで旋回しながら、顔の超クローズアップと天井付近ワイドショットを入れる。 観客へ手を振る、アイドルらしい振り付け、豊かな表情を入れる。

キャラ画像とロケーション画像

記載し忘れてましたが、背景の歪みを回避する一つの工夫として一旦背景をリセットするという考え方があります。(今回でいうとシーン3の裏ステージを通り抜けるとか)

下記は昔に似たような作り方をしたやつのTipsですが、こちらもトンネルを入ることで一回リセットされるので無理に背景を維持しようとしなくなります。

最初にnanobananaで窓がクロマキーの車内イメージを作ります。 さらにnanobananaでクロマキーに背景合成と表情・ライティング変化の指示をして画像素材を作っています。 あとはSTART、ENDのフレーム指定で動画生成して編集で切り取っているだけです。 (補足) 動画のSTART/ENDの切り替わりは演出次第だと思いますが、今回は全てトンネルを通るようにプロンプト指示しています。

ご寄稿いただきありがとうございました!

動画も画像も進化が早く、情報が追いきれない現在の環境において、こうした具体的な「手の内」のシェアは多くのクリエイターにとって大きな助けとなります。みなさんもぜひ、今回の知見を活かして、様々なアレンジや実験を試してみてはいかがでしょうか。

(寄稿:Mankyu @manaimovie / 編集:AICUマガジン編集部 Saki Noire)

詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

https://note.com/aicu/n/n7d8dee5b8377?sub_rt=share_sb
https://note.com/aicu/n/n7d8dee5b8377?sub_rt=share_sb

新API「Nano Banana 2 & Pro」で使える実用プロンプトを探求してみた!

2026年5月29日、Google Cloudから、クリエイターの面倒な作業を一気に自動化できる新しいAIモデル「Nano Banana 2」と「Nano Banana Pro」が登場しました。これはVertexAIで使えるAgentAPIですが、動画URLを投げるだけで最高の瞬間をイケてるサムネイルやストーリー画像にするツールなど、自分が本当に使いたいプロ向けアプリがアイデア次第でいくらでも作れます。

今回は、Agent Studioのコンソールのスクリーンショットを交えながら、開発時につまづきやすいポイントとその解決策、そしてアプリ開発や表現力を限界突破させるための具体的な実用的なプロンプトを解説します。

新登場 YouTube動画入力の基本操作

今回のリリースで、「Nano Banana 2」と「Nano Banana Pro」は”GA”つまりGeneral Available(一般提供版・正規版)になりました。現在はVertexAI経由ですが、近いうちにGemini等でも使えるようになると予測します。今回のリリースの最大の強みは、プロ向けの有料機能の拡充。テキストや参照画像だけでなく動画をそのまま指示(プロンプト)の入力ソースとして利用できる点にあります。

Agent Studioでの利用

今回のリリース、公式手順ではGeminiやAI Studio ではなくGoogle Cloud Platform 内の Agent Studio で使用します。

https://console.cloud.google.com/agent-platform/studio/
https://console.cloud.google.com/agent-platform/studio/

実際にはGCPプロジェクトや課金設定が済んでいないと使えません。
さらにAgent Platform APIを Enableにする必要があります

Agent Studioのコンソール画面を開くと、プロンプト入力欄の左側にプラスボタンが配置されています。ここをクリックするとメニューが表示され、ローカルファイルのアップロードやGoogle ドライブからのインポートと並んで「YouTube video link」という選択肢が現れます。

メニューからYouTube連携を選ぶと、URLを入力するダイアログボックスが表示されます。ここに解析したい動画のリンクを貼り付けて挿入ボタンを押すだけで、AIへの動画アタッチが完了します。コンソール上では、指定した動画のサムネイルがプレビュー表示され、視覚的に正しく連携されているかを確認しながら作業を進めることができます。

表現力を限界突破させる具体的な実践プロンプト紹介

動画の時系列や文脈を深く読み解く能力をフルに活かし、自作ツールの裏側に仕込んでおくための具体的な英文プロンプトと、実際に生成された驚きの成果物を紹介します。

サンプル動画をゲーム事業部の「Football News Hero」からお借りしました

https://www.youtube.com/watch?v=4W7nzIvzg_U
https://www.youtube.com/watch?v=4W7nzIvzg_U

この動画をアップロードしたら、あとはプロンプトを入れるとエージェントが再帰的に動画を調査して、簡単なプロンプトで複雑な画像を作れるようになります。

劇的ビフォーアフターを左右2分割画面で描く

動画の最初と最後にあるギャップや変化のシーケンスを分析させ、1枚の画像を左右に真っ二つに分けた構図で描き出すプロンプトです。

プロンプト: Analyze the attached video to contrast the state of the subject at the very beginning versus the very end. Generate a single high-fidelity illustration using a split-screen (left and right) composition. The left side shows the raw/initial starting state (Before), and the right side shows the highly polished, cinematic transformed state (After). Include a graphic border dividing the two sides, and add a bold text headline at the bottom comparing the two states. Modern anime style.

実際の検証では、左側に開発初期のシンプルな棒人間がサッカーをしている素朴な Before 画面、右側に観客が熱狂するスタジアムで超美麗なアニメキャラが炎のシュートを放つ After 画面が、中央の雷光のようなエフェクトで綺麗に分割されて出力されました。下部には、AIが自動で見出しを書き換えたことを示すテキストも合成されており、メイキング動画やDIY動画から一瞬でプロモーション画像を作りたいときに役立ちます。

マンガ風・アクションの残像を切り取る

スポーツやダンスなどの激しい動きの連続したモーションを分析させ、アメコミやアクション映画のポスターのように、1人のキャラクターが連続で動いているような残像を表現させるプロンプトです。

プロンプト: Analyze the dynamic action or motion sequence in the attached video. Generate a high-impact comic book style page. Show the main subject in a sequential chain of action across the frame, leaving semi-transparent motion trails of previous poses. Include 1 or 2 smaller embedded comic panels on the right showing the final impact (e.g., ball hitting the net) with stylized stylized onomatopoeia text like “CRACK!” or “KRA-KOOM!”. Action manga style with dramatic speed lines.

生成された成果物では、キャラクターがシュートを放つまでの連続したポーズが美しい残像として1画面に描かれ、右側にはボールがゴールネットを揺らす瞬間が「CRACK!」「KRA- KOOM!」といったマンガ風の効果音付きのサブコマとして配置されます。一瞬の躍動感をグラフィックアセット化するのに最適です。

動画の起承転結を1枚にまとめる4コマストーリー

動画全体のストーリー展開(始まり、展開、クライマックス、結末)を分析させ、1枚の画像の中に4つのコマとして出力させるプロンプトです。

プロンプト: Analyze the timeline and narrative sequence of the attached video. Identify the four key stages of the video’s story: the introduction (Kisho), the development (Ten), the climax (Ketsu), and the conclusion. Generate a single high-resolution image divided into a 2x2 grid (4 panels total), forming a manga/anime-style sequential storyboard from top-left to bottom-right. Style: Vibrant anime style with clean line art, dramatic lighting, and expressive characters that match the real subjects in the video.

実際の出力結果では、ゲームのトレーラー動画から、初期の企画イメージ、機能チェックの開発画面、熱いゲームプレイの瞬間、そしてベータテスト開始の告知画面へと至るタイムラインが、文脈のつながった綺麗な4コマ形式で再構成されました。ユニフォームの色がきちんと青になっているのが、全てのシーケンスを利用していることがわかりますね。はかせアイコンもいます!

クリック率を支配するYouTuber風サムネイル

動画内の最もエネルギッシュなシーンを自動でキャプチャし、文字入れやエフェクトまで一発で完了させてバリエーション展開するためのプロンプトです。

プロンプト: Analyze the attached video and identify the most high-energy, climactic, or dramatic moment featuring the main subject. Generate a high- impact, ultra-vibrant YouTube thumbnail based on that key scene with the following enhancements: Make the main subject’s facial expression highly expressive. Add a subtle, sharp neon rim light around the subject. Slightly blur the background to amplify depth. Include bold, stylized 3D typography on the left third of the image with a strong drop shadow and a glowing outline.

このプロンプトを基に、指示を少し変えるだけで、キャラクターの輪郭をネオンで光らせて「EPIC!」の文字を強調した王道デザインや、下部に「BREAKING NEWS」の速報帯を入れたパターン、さらに「Beta live on AICU Games!」といった配信イベント用のアナウンス帯を綺麗にレイアウトしたバリエーションを自在に量産できます。

開発現場で必ず直面する「4つの詰まりどころ」と解決策

自分でクリエイティブアプリや便利ツールを組み立てる際、コンソールの仕様や独自のルールによっていくつかのアラートに直面することがあります。スムーズに開発を進めるための解決策をまとめました。

画面上部の警告と403エラーが出た場合の対策

新しく立ち上げたプロジェクトのコンソール画面を開くと、画面上部にAPIの有効化を促す黄色の警告バーが表示されることがあります。この状態のままプロンプトを送信すると、Agent Platform APIがプロジェクトで使用されていないか無効化されているというメッセージとともに、ステータス403のエラーが返ってきます。

この罠を回避するには、エラーメッセージに記載されているURLか、あるいはGoogle CloudコンソールのAPIライブラリに移動し、製品詳細画面から「Agent Platform API」の有効化ボタンをクリックしてスイッチをオンにする必要があります。有効化がシステムに伝播するまで数分かかる場合があるため、オンにした後は少し時間を置いてから再試行してください。

ファイル容量制限とGCSアップロードの警告

コンソールに直接動画ファイルをアップロードしようとした際、ファイルサイズが7MBを超えているとシステムから拒否される仕様になっています。画面にはCloud Storageへのアップロードを促す案内が表示されますが、暗号化設定やプロンプトの保存状態によっては手続きが煩雑になります。

現場での一番手軽な回避ワザは、高画質な動画を一度YouTubeに限定公開などでアップロードし、その共有URLをAIに読み込ませる方法です。これにより、7MBの容量制限を気にする必要がなくなります。

YouTubeリンクの数に関する400エラー

動画を読み込ませるアプリを設計する際、1回のリクエストに含められるYouTubeリンクは1つだけという制限があります。プロンプト内に複数の動画URLを詰め込んで送信すると、YouTubeリンクを減らしてくださいというステータス400のエラーが発生します。複数の動画を比較させたいツールを作る場合は、1動画ずつ順番に処理するステップに処理を小分けにする工夫が必要です。

サービスエージェントの処理待ちによる400エラー

APIを有効化した直後や外部ストレージ連携時に、サービスエージェントをプロビジョニング中であるため数分後に再試行してくださいというステータス400のエラーが出ることがあります。これはGoogle Cloud側で動画ファイルを読み込むためのバックグラウンド権限を設定している状態です。ユーザー側の設定ミスではないため、何も触らずに3分から5分ほど待ってからもう一度送信ボタンを押せば正常に動き出します。

まとめ:自分の「欲しい」を形にして、創作を爆速にしよう

動画という時間軸のあるデータをまるごと投げて、自分の好きな形式の画像に一瞬で変換するプロ向けツールが、これほど簡単に作れる環境は他にありません。

画面の構成は、YouTubeのURLを貼る場所とボタンがあるだけのシンプルなWEBページで十分です。まずは自分専用の自動化ツールを開発して、日々のクリエイティブワークを驚くほど快適にしていきましょう。

Nano Banana 2 and Nano Banana Pro available for everyone | Google Cloud Blog

https://cloud.google.com/blog/products/ai-machine-learning/nano-banana-2-and-nano-banana-pro-are-generally-available?hl=en
https://cloud.google.com/blog/products/ai-machine-learning/nano-banana-2-and-nano-banana-pro-are-generally-available?hl=en

AICDフィルムフェスでクリエイターが集まったら、AI映像の現在地が見えてきた

2026年6月7日に秋葉原UDXシアターで「AICDフィルムフェス - AI Creators’ Junction -」が開催されました。上映は無料、主催者のyachimat氏が経費を自ら負担する透明な運営で多彩なクリエイターのAI映像作品が披露されました。クリエイター同士の深い交流が期待されるこのイベントを主催者の一人であるAICUコラボクリエイター来夢ライトさん (X@Limewritelight) による寄稿でトークセッションを中心にレポートします。

AICDフィルムフェス - AI Creators’ Junction -

https://aicd-film-fes.lovable.app/
https://aicd-film-fes.lovable.app/

すべてはWAIFFの悔しさからはじまった

まず最初に、AICD FILM FESTIVALは、少し特別な経緯で生まれたイベントです。World AI Film Festival 2026 in KYOTO(以降略:WAIFF)にて、上映の機会を得られなかった作品たちがありました。 自分の作品もその一つです。

正直、悔しかった。その夜、会場にいたファイナリストの皆さんと飲みに行って、そこで『絶対に映画館で自分たちの作品を流そう 』という話になりました。

クリエイターによる、クリエイターのための映画祭としてこの上映会が生まれました。

「映画館のスクリーンで自分たちの作品を上映したい」という共通の想いが集まって、この自主上映会は生まれました。実行委員やスタッフの皆さん、作品を出品してくれたクリエイターの皆さん、そしてカンパによってこの活動を支えてくれた皆さん。多くの人々がその想いを繋いでくれたおかげで無事実施することができました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

当日24作品の上映を終えた後、ファイナリストから選ばれた3名のクリエイターと、モデレーターを務めた私(来夢ライト)の4名でトークセッションを行いました。

テーマは「AI映像制作の現在地」。

技術の話だけでなく、クライアントワークの実態、映画祭の振り返り、など、約1時間かけて話しました。会場にいなかった方にも、あの場の熱量と正直さが少しでも伝われば、と思ってこのレポートを書いています。

登壇者&モデレーター

橋本伸吾さん

実写CMディレクター。AI動画制作会社「株式会社GEN CRAFT」共同設立者。AI映像への着手は2023年(3年前)からで、会社としてAI CMをすでに累計20本以上納品しています。

出品作『TOKYO LIMINAL』

https://www.youtube.com/watch?v=17SHAqZCaOM
https://www.youtube.com/watch?v=17SHAqZCaOM


あいゔさん

映像ディレクター。2025年から音楽の可能性に惹かれてAIに触れ、現在は自分で楽曲を作り、全曲のミュージックビデオも自作してAppleMusicで配信する活動をされています。

出品作『TOKYO GREAT WALL』

https://www.youtube.com/watch?v=gxykt-olgGg
https://www.youtube.com/watch?v=gxykt-olgGg

KHAOS COMPOSITIONさん

映画・ドラマ・アニメの予告編やCMを16年手がけた映像編集者。AIとの本格的な出会いは2025年10月。

出品作『THE ALEUTIAN TITAN』

https://www.youtube.com/watch?v=b5imWu-JqR4
https://www.youtube.com/watch?v=b5imWu-JqR4

来夢ライト

映像ディレクターとして活動中。今年4月にAIクリエイティブディレクターとして専業化。今回のモデレーターを担当しました。

出品作『旅の続きは、あの世でまた』

https://www.youtube.com/watch?v=Qd-iiXxc5zM
https://www.youtube.com/watch?v=Qd-iiXxc5zM


なぜAIを始めたのか

まず4名それぞれの「きっかけ」を話してもらいました。 橋本さんは、CMディレクターとして表現の幅を広げようとAfterEffectsやBlenderに挑戦したことがあるそうです。でも、どちらも習得できなかった。そこにMidjourneyとRunway Gen-2が登場しました。

橋本:「撮影や自主制作って大変じゃないですか。これだったら自分でもできるなって思ったんです」

その後、短編の自主制作を重ねるうちに広告会社との繋がりが生まれ、やがて GEN CRAFT.inc を共同設立。スキルアップのために触れたツールが、気づけば仕事の核になっていた、という流れです。

gencraft.jp|GEN CRAFT.inc

https://gencraft.jp/
https://gencraft.jp/

あいゔさんは2015年からすでにAIに着目していました。CMディレクターとして「クライアントワークのゼロイチではない難しさ」を感じながら、2024年半ばに音楽制作へと軸足を移します。自分で10曲作り、そのミュージックビデオをすべて自作してApple Musicで配信中とのこと。セカンドアルバムの制作も視野にあると話してくれました。

KHAOSさんのきっかけは、クライアントワークでAI素材が必要になったことでした。俯瞰ショットやエンドロール素材など「予算がないけど必要」という領域をAIで補完したのが最初です。

KHAOS:「自分ではたどり着けなかったところに、AIと相談しながら作ることで、自分が拡張されるのがすごく楽しい」

映像制作、SE制作、音楽制作と、複数のAIツールを組み合わせることで「一人で監督をやっているような感覚」が生まれていると話してくれました。

私(来夢ライト)自身は、AIに仕事を奪われるんじゃないかと不安を感じながら、2025年5月に「Veo3」を触り始めたところから、AIでの映像制作にハマっていきました。10月以降積極的にAIコンテストに参加していったことでXを中心に活動の幅が徐々に広がり、2026年4月にAIクリエイティブに特化したフリーランスのディレクターとして活動しています。


できることは増えた。でも現場は七転八倒

AIツールの進化について、橋本さんはこう話しました。

橋本:「技術的には、もう何かできないという感じはあまりない」

gencraftはAI CMをすでに20本以上納品しています。技術的な上限が急速に上がっていることは、数字としても伝わってきます。ただ同時に、橋本さんはこうも言っていました。

橋本:「毎案件、七転八倒している」

原因は技術的な問題ではなく、AIの特性とクライアントの期待のズレにあります。KHAOSさんが話してくれたことが、現場の実態をよく表していると思います。

KHAOS:「クライアントさんからの要望を忠実に再現するのは、AIはめちゃくちゃ苦手。コンセプトを決めてもらって、あとは自由に作らせてもらうところが一番、のびのびといいクオリティのものができる」

来夢:「修正回数を最初に決めておかないと、AIなら後から直せるでしょという感覚でどんどん変更が入って、収拾がつかなくなります。特に企業案件では修正回数と追加費用のルールを明確にしてから進めるようにしています」

AIは修正の後戻りコストが読みにくく、全面作り直しになりやすいという特性があります。初期の段階で期待値を合わせることの重要さは、クライアントワークをやっている4人全員が感じていることでした。

会場でもよく笑いが起きたのが「ガチャ地獄」という言葉です。同じプロンプトでも毎回結果が違う。狙った絵を出すための試行回数が、そのままコスト増に直結する。この感覚は、AI映像制作を続けている人なら誰しも覚えがあるはずです。


AIで人間を描くことの、特異な難しさ

橋本さんの出品作『TOKYO LIMINAL』には人間が出てきません。妖怪を描くという選択の背景を聞いたら、AI生成での人間表現への不安があると話してくれました。

橋本:「フィルムライクな映画的表現に興味がある。ただ、人間の自然な芝居を出すのはまだ難しい」

声はプロの声優さんを5名起用していて、費用だけで10万円。TTSの自然な演技はまだ限界があるというのが正直なところのようです。あいゔさんも同じ見方でした。

あいゔ:「パロディやコメディは受けやすい。でも、本当にオリジナルな部分って何なのかを模索しなきゃいけない」

来夢:「WAIFFに向けて日本語の自然な芝居にこだわった作品を作ってみました。出た結論は、現時点では予算があるなら役者がやった方がいい、です。AIは万能ではなくて、まだまだ不得意なところもある。最適解としてハイブリッドで作っていくのが今の自分のスタンスです」

長尺や会話劇における一貫性の維持も課題として出ました。背景がカットごとにズレたり、キャラクターの細部が変わったりする問題は、純粋なAIだけで解決しようとすると編集コストが跳ね上がります。設計段階での工夫か、部分的に実写を組み合わせるかという判断が、制作の現場では求められます。


自主制作と、クライアントワークの間

クライアントワークと自主制作の違いについては、あいゔさんの言葉が印象的でした。

あいゔ:「昔はアニメーション映像作家のムーブメントがあって、賞を取ったり盛り上がったりするんだけど、稼げなかった。だからみんなディレクターに転向した。AIならば、稼ぎながら自分の表現を突き詰めていく可能性がある」

クライアントワークは「要望の忠実な再現」という点でAIの不得意領域とぶつかりやすく、自主制作は「素材先行・スピード・コスト効率」という点でAIの得意領域と親和性が高い。この使い分けを意識するかどうかで、仕事の質も体験も大きく変わってくる、という話に会場も頷いていました。


WAIFFの振り返り

今年の本国のWAIFFでグランプリを獲得したのはフランス作品の『Costa Verde』でした。あいゔさんが「なぜ日本作品が受賞できなかったのか」という問いを投げかけて、そこから議論が広がりました。

橋本:「AIでここまでやってすごい、という頭で見る段階から、次年度はそこが減るんじゃないか。『Costa Verde』は一見AIとわからない。それがアドバンテージになった可能性がある」

https://www.youtube.com/watch?v=qDsDUE5en0E
https://www.youtube.com/watch?v=qDsDUE5en0E

技術的なすごさへのボーナス点はなくなっていく。審査の軸が、純粋に作品としての面白さや脚本の強度に移っていくという見立ては、参加者の間で共通していました。

来夢:「AI限定の場所だけで戦うのは、今後は意味が薄くなると思っています。作品の特性に合わせて出す場所を選ぶ。それだけのことですが、その判断が大事になってきます」

KHAOSさんも次回WAIFFに向けて「今回は気晴らしが出発点だったけれど、次は意志を持って作る。今からすでに準備を始めている」と話してくれました。今回の経験が、次の作品への動機に変わっている様子が伝わってきました。


実際、いくらかかるのか

会場から「短編一本、実際のコスト感は?」という質問が出ました。
来夢「動画生成のKlingだけで約4万クレジット。月のウルトラプラン換算で7〜8万円程度です。Seedanceを使う場合はさらに変わってきます」

橋本:「クレジット費用が10万円台前半で、声優さんへの費用が5名で合計10万円ほどです」

KHAOS:「3分の作品で約10万円でした」

決して安い数字ではありません。ただ橋本さんのこの言葉は、今のAI映像の立ち位置をよく表していると思います。 橋本「五十万円集めたら俳優を雇っていいドラマが作れるなら、AIでやる必要はない。自分が集められる予算の中でクリエイティブをやりたいなら、AIは今のところ最も実用的な選択肢です」 スピードとコスト削減。現時点でのAI映像の最大の強みはやはりここにあります。


「AIクリエイター」というラベルの賞味期限

セッション後半の質問コーナーで、「7月から無職になる。AIクリエイターとして活動していけるか」という話が出ました。

来夢:「AIクリエイターというタグは、三年以内に終わると思っています。AIに頼るだけでなく、いかにクリエイターになっていくかが大事。新しい技術が来たとき、今までの経験が無に帰すことになっても、そこにワクワクできるかどうかが重要です」

橋本:「映像の文法の勉強、脚本的なストーリーテリング。技術じゃない方の勉強がめちゃくちゃ大事ですね」

あいゔ:「脚本を入れたら映画ができる、アルバムタイトルを入れたらアルバムができるようになるなら、我々は何を作るのか。何を考えることがオリジナリティなのかを突き詰めることになる」

KHAOSさんは、参入障壁が下がること自体をポジティブに見ていました。

KHAOS:「デザイナーが動画を作り始めたら全然違うものができる。音楽をずっとやってきた人が動画を作ったら、また全然違うものが生まれる。沼にはまった人が映像クリエイターになっていく循環は、すごく健全だと思います」

異分野からの視点が映像そのものを変えていく、という話は、会場でも大きな共感を集めていました。


最後に

このトークセッションを振り返って、改めて思うことがあります。
AIは映像制作の入り口を確実に広げました。でも、何を表現するかを決めるのは、やっぱり人間です。AIは予想を遥かに超えたスピードで進化しています。正直、一年後の世界は、全く予想がつかない状態になっているかもしれない。それでも、表現したいものを持っているクリエイターが面白い作品を作る、という構造は変わらないと思っています。

今回の3名をはじめ、会場に集まったクリエイターの皆さんが、AICD FILM FESTIVALという場をこれだけ豊かにしてくれました。映画祭では叶わなかった「映画館のスクリーンで自分たちの作品を上映する」という瞬間が、クリエイターたちの手によって実現したこと、それこそがAI時代に必要なことを体現しているのではないでしょうか。

登壇してくださった橋本さん、あいゔさん、KHAOSさん、本当にありがとうございました。そして会場に来てくださった方、この記事を読んでくれた方々に感謝を込めて。

AICD FILM FESTIVALは、第2回・第3回と続けていく予定です。また同じスクリーンの前で、一緒に作品を分かち合えたらと思います。
それでは、また別のイベントでお会いしましょう!

来夢ライト

【連載漫画】 「YOUKAI」(17) by 殻尾(からび-)

[はるしね~しょん] 編集部だより【招待コード付き】

殻尾(@kara_beee

この号が出る頃には丁度七夕が過ぎてますね。短冊に「Fableサブスク復活」と書いてお願いしたら、翌日本当にFable5の使用期限が伸びていました!織姫様ありがとう!(゚∀゚)

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著者 AICU media, 白井暁彦
発行人 AICU Inc. © 2026 AICU Inc., AICU Japan
初版発行日 2026-07-08

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